『労働災害』の労働関連コラム

2025.01.28 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『製造現場の安全衛生に想いはせれば…』

災害多発時代の歴史知る  2015年から2022年まで『安全スタッフ』誌で8年間連載していた「想いはせれば」が一冊の本になった。本書は、厳選して78回分を掲載したもの。労働災害が多発していた高度成長期に化学メーカーの安全衛生担当者を経験し、中災防安全衛生教育センターの講師を務めた末松清志さんが体験談や防止対策について思いの丈を綴っている。……[続きを読む]

2025.01.28 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】寒さによる機械の異常に注意

 2月に入り立春を迎えるものの、気温は依然として低く、体感的にも春を感じるとは言い難い。むしろ暖かくなる直前の「寒さの底」であったりする。冬季は積雪や凍結などが原因の転倒、空気の乾燥などによる火災、採暖のため換気を怠ることによる一酸化炭素中毒などいわゆる「冬季型災害」に注意が必要になる。もうすぐ春がやってくると思うと気も緩みそうになるが、……[続きを読む]

2024.12.30 【よく読まれた記事】
3カ月間で死亡者が18人 荷役作業の危険把握を要請 大阪労働局【2024年下半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2024年に掲載した記事で、2024年下半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2024年9月20日配信【安全スタッフ ニュース】  大阪労働局(志村幸久局長)は、管内での死亡災害急増を受け、大阪労働基準協会連合会などに会員事業場への注意喚起を要請した。  今年8月末までに発生した労……[続きを読む]

2024.11.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】年末は「普段と違う」を意識

 12月になり、何かと気忙しい時季に入った。納期や休暇の関係でスケジュールがタイトになりがちなうえ、整備・点検などの非定常作業や大掃除など普段行わない作業が増えてくる。健康面では、寒さによる冷えや忘年会などで飲食の機会も多くなり、体調に影響してくる。  職業生活を送っていると、毎日をリズムのような感覚で仕事に取り組んでいく面があるが、イレ……[続きを読む]

2024.10.10 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】災害事例は自分に置き換えて

 安全衛生活動のなかでも災害事例を学ぶことが重要なのはいうまでもない。災害事例を勉強することで、被災パターンなどの原理原則が分かるようになり、自分の経験として生かすことができ、発生の未然防止に役立つ。  また、労働災害が多発していた高度経済成長期のような時代ならば、身の回りで起きた事故を自分のことのように捉えることもできたかもしれないが、……[続きを読む]

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