- 2024.11.30 【書評】
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【今週の労務書】『雇用関係法の理論と実務』
一律規制に異を唱える 著者が昭和60~令和2年に執筆・公表した三十数本の論稿を収録した。論稿の後には、近年の事象を踏まえたエピソードも追加している。まえがき冒頭にある「現実を直視し、物事を考える」の言葉のとおり、「実態とかけ離れ理想とはほど遠い状況にある法律」について、杓子定規な一律規制であると一貫して異を唱える。 たとえば裁量労働制……[続きを読む]
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