『あっせん』の労働関連コラム

2024.10.05 【書評】
【今週の労務書】『やさしくわかる 職場のハラスメント対策』

被害者への連絡丁寧に  本書は「やさしくわかる」と題するとおり、分かりやすさに重点を置く。ハラスメントの基本知識から対応方法まで、1項目当たり見開き2ページで読みやすく紹介した。  筆者は特定社会保険労務士で、東京労働局紛争調整委員会のあっせん委員も務めている。ハラスメントが実際に紛争に発展した事案を経験した立場から、企業に知っておいてほ……[続きを読む]

2019.06.02 【社労士プラザ】
「労働者側」掲げて活動/労働相談須田事務所 須田 美貴

 「『労働者側の社労士』という表現は、公正な立場を標榜する社労士法の考えに合致しないと思いますがいかがでしょう」  先日、私のSNSに質問があった。おっしゃるとおり社労士は中立な立場であり、「どちら側」という表現はNGとされているが、これは実態としてどちらか一方からの仕事しか受けないということが良くないという話である。  労働者側からの仕……[続きを読む]

2015.12.03 【助言・指導 あっせん好事例集】
解雇理由は事実無根だとして和解金の支払いを求めたあっせん事例

普通解雇 申請の概要  申請人X(労働者)は、2年前より病院にて受付業務を担当していたが、10月10日、被申請人Y(事業主)である院長より11月20日付の解雇予告を受けた。  解雇理由は、①遅刻が多いこと、②患者に対しての誠意の欠如、③他の従業員との相互協力の欠如、④職場異動の拒否の4点(いずれも被申請人である病院が発行した解雇理由書に記……[続きを読む]

2015.11.23 【書評】
【今週の労務書】『脚本で学ぶ実務的すぎる裏話付き個別労働紛争あっせん制度』

実務的な裏話も満載 手軽で迅速、負担も少ないのに一般の認知度が低い――と"あっせん制度"の普及に向け、福岡県在住の特定社労士である筆者がまとめたのが本書。 筆者主宰の士業団体「リスク法務実務研究会」が実施した演劇の脚本をほぼそのまま掲載しており、台詞を通し制度の大まかな内容が理解できる。 見開きの左頁でブラックなラーメン屋を舞台にストーリ……[続きを読む]

2015.09.21 【書評】
【今週の労務書】『非正規社員をめぐるトラブル相談ハンドブック』

判例踏まえ対応指南 本書は、労働局のあっせんや社会保険労務士会が設置した「社労士会労働紛争解決センター」のあっせんの場において個別労働紛争解決に取り組んでいる社労士が執筆陣となり、企業担当者や社労士向けに、パートタイム労働者などに関する紛争相談事例を紹介したもの。 全91事例について、相談内容と対応例を示したうえで、対応検討時のポイントを……[続きを読む]

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