『ガイドライン』の労働関連コラム

2024.02.09 【労働行政最新情報】
「家事使用人の雇用ガイドライン」を策定(厚労省)

 厚生労働省は、「家事使用人の雇用ガイドライン」を策定し公表した。    個人宅に出向き、ご家庭と直接労働契約を結び、その指示のもと家事一般に従事する家事使用人は、労働契約法の適用は受けるが、労働基準法が適用除外とされている。独立行政法人労働政策研究・研修機構「家事使用人の実態把握のためのアンケート調査」(2023年9月公表)では、業務内……[続きを読む]

2023.10.17 【労働行政最新情報】
リスクアセスメント対象物健康診断に関するガイドラインの策定(厚労省)

 事業者による自律的な化学物質管理の一環として、労働安全衛生規則の改正により、令和6年4月1日から、  (1) リスクアセスメント対象物を製造し、又は取り扱う業務に常時従事する労働者に対し、リスクアセスメントの結果に基づき、関係労働者の意見を聴き、必要があると認めるときは、医師又は歯科医師が必要と認める項目について、医師等による健康診断を……[続きを読む]

2022.09.15 【主張】
【主張】人権DDの影響どこまで

 サプライチェーン全体で人権侵害の排除を徹底する人権デュー・ディリジェンス(人権DD)への対応に向け、さまざまな団体でガイドライン類の策定・展開が進んでいる。グローバル展開する大企業はもちろん、国内の関係先・取引先にとっても、知らぬ存ぜぬでは済まない状況が近付いているのかもしれない。  技能実習生問題で国外から厳しい目を向けられてきた繊維……[続きを読む]

2022.09.12 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】ソフト面はじっくりと検討を

 2020年4月1日第2351号のひのみやぐらで、「高齢者対策はハード面から」とみだしをつけ、まずもって最優先に着手すべきは設備などの改善と提言した。意見に変更はないが、ソフト面の軽視と誤解を生む表現のように感じたので、改めて付記しておきたい。  基本的に高年齢労働者の安全対策では、ハード・ソフト両面での対策を行うべきだろう。問題点がはっ……[続きを読む]

2022.07.14 【主張】
【主張】人への投資にもう一手を

 厚生労働省がまとめた「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」は、企業主導型の職業訓練の強化を図り、労働者の自律的・主体的かつ継続的な学び・学び直しを促すことが重要と訴えている。冒頭からOff―JTや自己啓発支援の必要性を指摘し、日本企業ではそれらの費用がGDP比で0.1%(2010~14年の数値)に過ぎず、米国(2.08%)やフラ……[続きを読む]

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