『キャリア』の労働関連コラム

2025.02.02 【社労士プラザ】
中小の企業風土改革へ/社会保険労務士法人田村社労士事務所 大澤 努

 私が社労士資格を取ったのは、銀行に勤務しているときに、漠然と第二の職場で役に立つかもしれないと思ったからに過ぎない。  結果的に社労士資格がモノを言い、次の職場として銀行グループの健康保険組合で常務理事を務め、その後、銀行取引先の企業に、財務管理・人事管理の役員として転職することになった。その企業で、業績を維持向上させるための人事制度づ……[続きを読む]

2025.01.02 【書評】
【今週の労務書―2024年10~12月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年10~12月に掲載した書評をまとめてご紹介します。 『やさしくわかる 職場のハラスメント対策』 本書は「やさしくわかる」と題するとおり、分かりやすさに重点を置く。ハラスメントの基本知識から対応方法まで、1項目当たり見開き2ページで読みやすく紹介した。 (濱田 京子 著、アニモ出版……[続きを読む]

2024.10.26 【書評】
【今週の労務書】『キャリアブレイク 手放すことは空白ではない』

採用問題解決の糸口に  本書の定義によると、キャリアブレイクとは「今まで中心的に活動してきたキャリアの役割を手放すことによって、新しいキャリアの役割に向けて自分と社会を見つめ直している期間」を指す。女性の離職期間の経験などを研究してきた著者は、キャリアについて「ブランク(空白)」はないと主張している。  読み応えがあるのは、キャリアブレイ……[続きを読む]

2024.09.15 【社労士プラザ】
「Z世代」のつぶやき/笹井社会保険労務士事務所 副代表 笹井 健司

 「最近の若者は…」という話は昔から語られてきた。古くは古代ギリシャの哲学者プラトンも、この決まり文句で当時の若者の振る舞いを批判していたという。  一方、若者は年配者の意見を受け入れられず「老害」と非難する。世代交代とともに価値観や行動様式が変化するのは当然のことだが、ついつい自分の育ってきた時代と比較して、理解できないものを否定的に捉……[続きを読む]

2024.08.25 【社労士プラザ】
“偶然性”が作るキャリア/メンタルサポートろうむ 代表 李 怜香

 1999年に社労士として開業し、25年が過ぎた。  社労士事務所での勤務経験もなく、総務としてもアシスタント的な仕事しかしたことがなく、知り合いもだれもいない宇都宮市で開業という、ないないづくしの無謀ともいえる行動だった。ここまで続けてこられたのは、自分自身の興味関心を追求していたら、知らず知らずに時代の流れに乗っていたという面が大きい……[続きを読む]

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