『トラブル防止』の労働関連コラム

2025.02.08 【書評】
【今週の労務書】『訴訟リスクを回避する “3大労使トラブル”円満解決の実践的手法』

過大請求には全面反論  ハラスメント、復職トラブル、未払い残業代請求の3つのトラブルについて、1章ずつ取り上げている。使用者側弁護士の執筆陣が、訴訟に発展させず、合意による解決をめざすための「話合いの進め方」を解説する。各章でトラブル例を設定しており、イメージを掴みやすい。  たとえば残業代請求の章では、「管理監督者として扱っていた役職者……[続きを読む]

2025.01.26 【社労士プラザ】
耳を傾け誠実に対応/髙島社会保険労務士事務所 代表 髙島 訓司

 社会保険労務士として活動するなかで、私がとくに大切にしているのは「聴く力」である。  たとえば、労務トラブルの相談や就業規則の見直しなどの場面では、専門的な内容を分かりやすく説明することは不可欠だが、その前提として、相手の思いを丁寧に聞き取ることが求められる。これには相手の表情や仕草、場の空気感といった非言語的な情報を捉える力も欠かせな……[続きを読む]

2025.01.01 【書評】
【今週の労務書―2024年7~9月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年7~9月に掲載した書評をまとめてご紹介します。 『会社や社員が犯罪に巻き込まれたときどうする?』 社員のストーカー被害、社内の窃盗、社員の逮捕など、被害・加害問わず会社で起こり得る多様なケースについて、元警察官の著者らが警察への効果的な相談方法を解説する。 (海老谷 成臣、林 秀人……[続きを読む]

2024.06.29 【書評】
【今週の労務書】『会社や社員が犯罪に巻き込まれたときどうする?――小さな事件からITセキュリティまで警察への依頼の仕方』

相談記録が客観証拠に  社員のストーカー被害、社内の窃盗、社員の逮捕など、被害・加害問わず会社で起こり得る多様なケースについて、元警察官の著者らが警察への効果的な相談方法を解説する。  たとえば「電話対応中に暴言を吐かれ、会社に火を着けると言われた」事件では、「警察に被害  事件捜査に至った場合の、供述調書の対応にも触れる。丸1日を要する……[続きを読む]

2022.09.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『人事担当・管理職のためのメンタルヘルスの教科書』

トラブル回避へ基本学ぶ  「私が病気になったのは仕事が多過ぎたから」という理由で裁判を起こされたり、多額の慰謝料を請求される時代となった。企業が従業員の体調管理を行うのは当たり前で、精神面をフォローする「メンタルヘルス・マネジメント」に取り組む必要があると産業医の著者は指摘する。  本書はメンタルヘルス対応の基本を学ぶためのもの。「企業に……[続きを読む]

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