『ハラスメント』の労働関連コラム

2025.04.13 【社労士プラザ】
求められる国際的感覚/きしま社労士事務所 所長 永石 伸子 NEW

 国内で「人権」に関する意識が高まってきている。世界的な潮流である「ビジネスと人権」は、企業や社会に大きな影響を与えており、その影響は地方にも確実に押し寄せてきている。  人権リスクの排除という意味で、企業にカスタマーハラスメント対策を義務付ける労働施策総合推進法などの改正法案を閣議決定され、今国会での成立をめざす動きとなったのも自然の流……[続きを読む]

2025.03.29 【書評】
【今週の労務書】『図解でわかる人事・労務の知識〔第6版〕』

疑問点をひと目で解消  企業の人事・労務担当者や経営者、管理職をターゲットに、労働者と使用者の定義から賃金・休暇制度、就業規則の作成をはじめとした実務的な内容まで、労働法をベースに広範な基礎知識を解説する。トピックごとに見開き1ページの構成で、図解・イラストを用いて分かりやすくまとめている。人事・労務の入門書としてのみならず、日々の業務の……[続きを読む]

2025.02.08 【書評】
【今週の労務書】『訴訟リスクを回避する “3大労使トラブル”円満解決の実践的手法』

過大請求には全面反論  ハラスメント、復職トラブル、未払い残業代請求の3つのトラブルについて、1章ずつ取り上げている。使用者側弁護士の執筆陣が、訴訟に発展させず、合意による解決をめざすための「話合いの進め方」を解説する。各章でトラブル例を設定しており、イメージを掴みやすい。  たとえば残業代請求の章では、「管理監督者として扱っていた役職者……[続きを読む]

2025.01.16 【主張】
【主張】カスハラ定義の理解重要

 労働政策審議会は昨年末、職場のハラスメント防止対策の強化などに関する報告書をまとめ、カスタマーハラスメント対策を事業主の措置義務とするのが適当と建議した。  カスハラの定義については、①顧客、取引先、施設利用者その他の利害関係者が行う、②社会通念上相当な範囲を超えた言動、③労働者の就業環境が害される――を満たしたものとし、詳細は指針で示……[続きを読む]

2025.01.02 【書評】
【今週の労務書―2024年10~12月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年10~12月に掲載した書評をまとめてご紹介します。 『やさしくわかる 職場のハラスメント対策』 本書は「やさしくわかる」と題するとおり、分かりやすさに重点を置く。ハラスメントの基本知識から対応方法まで、1項目当たり見開き2ページで読みやすく紹介した。 (濱田 京子 著、アニモ出版……[続きを読む]

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