『ハラスメント』の労働関連コラム

2024.11.17 【社労士プラザ】
幸せに働ける社会に/たざわ社会保険労務士事務所 代表 田澤 奈緒美 NEW

 私の社労士としてのモットーは、「働くすべての人が幸せに」である。そんな私が今後の業務の軸としたいことの1つに、「ビジネスと人権」がある。私は全国社会保険労務士会連合会の「ビジネスと人権」推進社労士(BHR推進社労士)の1人である。  2011年、国連人権理事会においてビジネスと人権に関する指導原則が全会一致で支持され、ヨーロッパを中心と……[続きを読む]

2024.10.17 【主張】
【主張】罰則で防げぬカスハラ禍

 対象にならない言動は、許容されるとの認識を招きかねない――。経済同友会は、カスタマーハラスメントに関する意見書を公表し、雇用管理上の措置義務とすることには同意するとしつつ、罰則は不要との姿勢を鮮明にした(関連記事)。同時に消費者庁らが中心となって学ぶ機会をつくり、消費者としての倫理観を醸成することが必要、とも訴えている。  大手各社では……[続きを読む]

2024.10.05 【書評】
【今週の労務書】『やさしくわかる 職場のハラスメント対策』

被害者への連絡丁寧に  本書は「やさしくわかる」と題するとおり、分かりやすさに重点を置く。ハラスメントの基本知識から対応方法まで、1項目当たり見開き2ページで読みやすく紹介した。  筆者は特定社会保険労務士で、東京労働局紛争調整委員会のあっせん委員も務めている。ハラスメントが実際に紛争に発展した事案を経験した立場から、企業に知っておいてほ……[続きを読む]

2024.08.25 【社労士プラザ】
“偶然性”が作るキャリア/メンタルサポートろうむ 代表 李 怜香

 1999年に社労士として開業し、25年が過ぎた。  社労士事務所での勤務経験もなく、総務としてもアシスタント的な仕事しかしたことがなく、知り合いもだれもいない宇都宮市で開業という、ないないづくしの無謀ともいえる行動だった。ここまで続けてこられたのは、自分自身の興味関心を追求していたら、知らず知らずに時代の流れに乗っていたという面が大きい……[続きを読む]

2024.08.15 【書評】
【今週の労務書―2024年4~6月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年4~6月に掲載した書評をまとめてご紹介します。 『中小企業の外国人雇用』 副題は「その現状と課題、活用へのヒント」。外国人活用経験の少ない企業向けに、採用・定着に向けて留意したいポイントをまとめている。 (江口 政宏 著、商工総合研究所 刊、税込1650円) 『ビジネスおたすけノー……[続きを読む]

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