『ベア』の労働関連コラム

2025.03.06 【主張】
【主張】育てがい踏まえ初任給を NEW

 物価上昇に伴うベースアップを受け、大企業による初任給の大幅改善が続いている。大和ハウス工業㈱は今年4月の入社者から大卒35万円に引き上げるとし、同グループの㈱コスモスイニシアも26年から30万円にすると発表した。第一生命ホールディングス㈱では業界最高水準を狙い、今春から大卒総合職を33万5560円(固定残業代30時間分含む)に高めるとい……[続きを読む]

2025.02.06 【主張】
【主張】ベア原資は慎重に配分を

 目安かつ労働運動であることを考慮しても、極めて高い水準といわざるを得ない――経団連の経営労働政策特別委員会報告は、連合が掲げた中小企業の賃上げ要求基準をそう断じた。物価上昇に対応し、規模間格差を縮小する社会的必要性は十分に承知していても、「1万8000円以上・6%以上」という水準はやはり高く感じる。  仮に平均賃金が30万円だった場合、……[続きを読む]

2024.08.15 【よく読まれた記事】
ベア2.5%へ介護加算引上げ 厚労省【2024年上半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2024年に掲載した記事で、2024年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2024年2月5日配信【労働新聞 ニュース】  厚生労働省は介護の処遇改善加算に関する告示の改正案などを社会保障審議会の分科会に諮問し、了承を得た。令和6年度に2.5%、7年度に2.0%のベースアップが確……[続きを読む]

2024.04.11 【主張】
【主張】中小もベア3%が視野に

 連合の賃上げ集計によれば、3月末時点の賃上げ総額は平均で1万6000円に達し、率でも5%以上を維持ししている。ベースアップを含む改善分は3.6%を超え、昨年の物価上昇率(生鮮食品を除く総合指数=3.1%増)を上回った。価格転嫁の進捗が懸念された中小規模においても、賃上げ総額は1万2000円強、4.69%と健闘している。  一方、3月末に……[続きを読む]

2024.03.14 【主張】
【主張】前年実績踏まえ賃上げを

 現在の物価上昇局面に入って、3度目の春を迎える。消費者物価指数(総合)の前年同月比は2022年4月に2%を超え、最新結果でも未だ2%台の伸びを示す。政府による価格転嫁の後押しもあり、昨年以上に“物価上昇を上回る賃上げ”の成否に注目が集まるなか、連合の集計(3月4日現在)では平均要求額が1万7000円を超えた(関連記事=中小1.5万円超に……[続きを読む]

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