『一酸化炭素中毒』の労働関連コラム

2023.06.21 【送検記事】
タンク内作業 酸欠に関する作業主任者を選任せず送検 富岡労基署

 福島・富岡労働基準監督署は、令和4年4月に発生した労働災害に関連して、建設業の㈱大将興業(福島県いわき市)と同社取締役を労働安全衛生法第14条(作業主任者)違反の疑いで福島地検いわき支部に書類送検した。タンク内作業について、酸素欠乏危険作業主任者を選任していなかった疑い。  労災は、双葉郡広野町の火力発電者における保全工事で発生した。同……[続きを読む]

2022.01.04 【送検記事】
ダム内で4人が一酸化炭素中毒に 内燃機関使用した建設業者を送検 新庄労基署

 山形・新庄労働基準監督署は、危険防止措置を怠ったとして、建設業者と同社現場責任者を労働安全衛生第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで山形地検に書類送検した。ダムの堤体内部で一酸化炭素が発生するガソリンエンジン式発電機を使用し、現場責任者と労働者3人が一酸化中毒になる災害が発生している。  災害は令和3年7月12日、山形県最上郡の……[続きを読む]

2020.07.27 【送検記事】
労働者が溶接機の一酸化炭素中毒で死亡 換気不十分な室内で作業させた耐震工事業者を送検 品川労基署

 東京・品川労働基準監督署は、自然換気が不十分な場所で内燃機関を有する機械を使用させたとして耐震工事業者と同社取締役を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いで東京地検に書類送検した。労働者1人が室内でエンジンウェルダー(エンジン式溶接機)を使用し、急性一酸化炭素中毒で死亡している。  災害は平成29年7月27日、東……[続きを読む]

2019.06.30 【送検記事】
密室で高圧洗浄機を使用し一酸化炭素中毒 1人死亡1人重傷の労災で食品製造業を送検 都城労基署

 宮崎・都城労働基準監督署は、密閉された室内で燃料をガソリンとする原動機を有する高圧洗浄機を使用したとして、食料品製造業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で宮崎地検都城支部に書類送検した。平成30年8月、同社工場内で1人が死亡、1人が1カ月休業する労働災害が発生している。  被災した2人は、………[続きを読む]

2019.03.19 【監督指導動向】
死亡労災22件減少で59人 休業4日以上は増加 北海道労働局・平成30年労災発生状況

 労働災害による死亡者は減ったものの、休業4日以上の被災者数は増加――北海道労働局がまとめた、平成30年の労災発生状況で明らかになっている。  労災による死亡者は前年同期に比べて22人減って59人だった。業種別にみると、建設業17人、第3次産業14人、陸上貨物運送事業10人の順に多い。事故の型では、墜落・転落が15人と最多で、交通事故12……[続きを読む]

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