『人事』の労働関連コラム

2024.08.15 【書評】
【今週の労務書―2024年4~6月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年4~6月に掲載した書評をまとめてご紹介します。 『中小企業の外国人雇用』 副題は「その現状と課題、活用へのヒント」。外国人活用経験の少ない企業向けに、採用・定着に向けて留意したいポイントをまとめている。 (江口 政宏 著、商工総合研究所 刊、税込1650円) 『ビジネスおたすけノー……[続きを読む]

2024.06.15 【書評】
【今週の労務書】『人事のためのデータの見方・使い方』

外部環境の理解に  バブル崩壊後から続く失われた30年。著者は失われた30年の原因の一端は、人事管理の非合理性にあると説く。具体的には、エンゲージメントなど、パフォーマンスを上げるための議論に過度に集中しており、自社のレベルを定量的に測定してこなかったと強調している。  本書は人口と雇用、労働市場など、人事施策に影響を与える主要データを4……[続きを読む]

2024.06.08 【書評】
【今週の労務書】『進化するキャリアオーナーシップ』

短期移籍に旨味多し  キャリアオーナーシップとは、個人が自らの意思で主体的にキャリア形成に取り組むことを指す。本書は、富士通㈱が実践するこれに関する人事施策についてまとめたもの。  たとえば、新たな経験に挑戦する機会として、3つのポスティング制度を設けている。特徴的なのは「Jobチャレ!!」と称する、3~6カ月の期限付き異動制度。新たな職……[続きを読む]

2023.02.11 【書評】
【今週の労務書】『科学的人事の実践と進化 人事DXを超えた経営戦略としての人材活用』

人材データの活用解説  人材のスキルや経験年数などのデータを活用する“科学的人事”を解説する本書。業界別や人事施策別にデータの活用方法の事例を紹介している。  たとえば、小売・流通・サービス業の事例では、離職率の高さへの対策として、スマートフォンを利用した意識調査システムを導入している。業務終了時にスマートフォンで仕事に対する意欲やコミュ……[続きを読む]

2022.09.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『人事担当・管理職のためのメンタルヘルスの教科書』

トラブル回避へ基本学ぶ  「私が病気になったのは仕事が多過ぎたから」という理由で裁判を起こされたり、多額の慰謝料を請求される時代となった。企業が従業員の体調管理を行うのは当たり前で、精神面をフォローする「メンタルヘルス・マネジメント」に取り組む必要があると産業医の著者は指摘する。  本書はメンタルヘルス対応の基本を学ぶためのもの。「企業に……[続きを読む]

2018.11.04 【マンガ・こんな労務管理はイヤだ!】
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