『人材不足』の労働関連コラム

2024.03.24 【社労士プラザ】
地方での雇用難に直面/A(エース)社会保険労務士法人 代表社員 足立 徳仁

 当法人は、京都府内に4拠点という少し珍しい形で運営をしている。京都府といっても南北に長く、都市部と地方では人口や産業構造が大きく異なり、雇用についても都市部には都市部の、地方には地方特有の悩みが生まれている。  一方、現代の日本で経営者が直面する最大かつ共通の課題は、人材不足ではないだろうか。少子高齢化に伴う人口減少のなか、人材不足は避……[続きを読む]

2023.07.13 【主張】
【主張】正社員化で“流出”防止を

 非正規労働者のキャリアアップを後押しするため、厚生労働省が新たな公的職業訓練の導入に向けた検討を行っている(=関連記事:非正規向け公的訓練 柔軟な日程・手法を検討 受講しやすさカギに 厚労省)。現在の勤務先での正社員化や、異なる職種・企業での正社員就職をめざすうえで必要な能力の習得を手助けするという。  企業側からみると、人材不足が深刻……[続きを読む]

2023.06.22 【主張】
【主張】後がない指導者不足問題

 令和4年度のものづくり白書は、能力開発や人材育成に問題がある事業所の増加傾向を指摘した(関連記事=指導担う人材が不足 製造業の能力開発で ものづくり白書)。製造業に限ればその割合は85%近くを占め、2001年度以降で最も高い数字となっている。具体的な問題点を尋ねた設問では、6割超が「指導する人材の不足」を訴え、4割台半ばが「育成しても辞……[続きを読む]

2019.06.30 【社労士プラザ】
九州から新時代の改革発信/中島社会労働保険総合事務所 中島 政博

 今年5月に開催された長崎県社会保険労務士会の通常総会で、第11代目会長に就任した。  元号が平成から令和へ改元された最初の通常総会で会長職を拝命したことは大変感慨深く、同時に身の引き締まる思いでいる。  社会保険労務士の先生方は即刻承知のとおり、「社会保険労務士倫理綱領」には5つの項目が掲げられている。  「品位の保持」、「知識の涵養」……[続きを読む]

2018.04.23 【送検記事】
会社の労災申請から送検に 警備業者が違法残業をさせる 熊本労基署

 熊本労働基準監督署は違法な時間外労働をさせたとして、警備業者と同社の専務を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで熊本地検に書類送検した。36協定の届出はあったが、過半数代表者が会社の指名した者になっており、有効でなかった。  違反は同社から「体調を崩した労働者がいる」と労災申請に関する相談があったことで発覚した。相談を受けた同労基署……[続きを読む]

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