- 2024.07.20 【書評】
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【今週の労務書】『健診結果の読み方』
受診率向上に活用を 副題は、「気にしたほうがいい数値、気にしなくていい項目」。健康診断の結果にある数字や記号の意味を、一つひとつ丁寧に解説している。 肝機能については、代表的な検査項目であるASTとALTの違いに言及。それぞれ肝細胞に含まれる酵素で、肝臓が障害を受けると血中へ大量に溶け出す。肝臓や胆管だけに存在するALTと異なり、AS……[続きを読む]
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受診率向上に活用を 副題は、「気にしたほうがいい数値、気にしなくていい項目」。健康診断の結果にある数字や記号の意味を、一つひとつ丁寧に解説している。 肝機能については、代表的な検査項目であるASTとALTの違いに言及。それぞれ肝細胞に含まれる酵素で、肝臓が障害を受けると血中へ大量に溶け出す。肝臓や胆管だけに存在するALTと異なり、AS……[続きを読む]
事業者による自律的な化学物質管理の一環として、労働安全衛生規則の改正により、令和6年4月1日から、 (1) リスクアセスメント対象物を製造し、又は取り扱う業務に常時従事する労働者に対し、リスクアセスメントの結果に基づき、関係労働者の意見を聴き、必要があると認めるときは、医師又は歯科医師が必要と認める項目について、医師等による健康診断を……[続きを読む]
書類送検は合計15件 岐阜労働局がまとめた令和4年の監督結果によると、監督指導を行った3903事業場のうち71.9%に当たる2807事業場で労働基準関係法令違反が発覚している。項目別の違反率では、「定期健康診断を年1回実施していない」、「健康診断有所見者の結果について医師に意見聴取していない」などの健康診断に関するものが19.9%で最も……[続きを読む]
厚生労働省は、労働安全衛生法に基づく一般定期健康診断の実施、その結果についての医師の意見聴取及びその意見を踏まえた就業上の措置の実施について、各事業者が改めて徹底するよう促すため、毎年9月を「職場の健康診断実施強化月間」と位置付け、集中的・重点的に啓発を行っている。 令和5年度強化月間の重点周知事項は、「「健康診断及び事後措置の実施の……[続きを読む]
我われは産業保健の専門職として企業にサービスを提供しているが、同じ医療職が担当しても、その会社の健康管理のスタイルは1つとして同じ形にならない。私の主観的な判断ではあるが、その良し悪しにはとても大きな差がある。 20年以上この仕事をしてきて、その企業の健康管理を左右するのは、企業の担当者であり、その人、その部署の影響がいかに大きいもの……[続きを読む]
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