『公衆災害』の労働関連コラム

2021.10.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】公衆災害防止対策に配慮を

 「工事現場の前面の道路に停めた車両からつり荷を揚重していたところ、落下して歩行者に当たる」「建築工事現場でアースドリルが倒壊し、隣接する道路を通行していた車にぶつかる」――第三者が死亡、負傷する公衆災害のニュースが後を絶たない。東京都内や首都圏では東京五輪が終わっても、再開発事業やマンション建築が絶え間なく行われており、街中を歩いていて……[続きを読む]

2019.10.29 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『公衆災害防止対策有効事例集』

ゲート支柱突起に緩衝材  建設工事の多くが、公衆や周辺環境に少なからず影響を及ぼしながら日々施工している。小さなレベルでは、ちょっとした騒音や臭いだが、資材の落下や足場の崩壊などは死傷災害につながってしまう。法的責任はもちろんのこと、社会的責任が重くのしかかり、事業者は大きな損失をこうむることになりかねない。  本書は、そんな公衆災害の防……[続きを読む]

2017.08.29 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】感情刺激する公衆災害

 運が悪いとしかいいようがない――。公衆災害が社会的非難を浴びやすいのは、被災者に全く落ち度がないのにもかかわらず、怠慢ともいえる不安全な管理により、災害に巻き込まれてしまう点だろう。被災者が子供や老人など社会的弱者だった場合、風当たりはさらに強まることになる。…[続きを読む]

2016.04.22 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】近隣住民に配慮した運転を

 縁あって年に1、2度は宮城・気仙沼市を訪れる。いうまでもないが彼の地は、東日本大震災の被災地。今も復興工事が急ピッチで行われている。首都圏で生活しているとピンとこないかもしれないが、地方というのは幹線道路が本当に少ない。南三陸地方の大動脈は国道45号線と呼ばれる道路で、ここに交通が集中するが、当然工事車両も使うことになる。復興工事が始ま……[続きを読む]

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