『割増賃金不払い』の労働関連コラム

2025.02.09 【社労士プラザ】
囲炉裏のような組織に/いろり社労士事務所 代表 萩原 康介

 「組織の活性化は、囲炉裏のようなものである」  これは、大阪のある運送会社の社長から学んだ経営哲学だ。  たとえば、社員が100人いる企業において、全員の心を均等に熱くするのは容易ではない。しかし、社長や幹部、管理職が囲炉裏の中心で熱を発し続ければ、その温もりは自然と周囲に広がり、囲炉裏端は心地良い暖かさを保つことができる。つまり、社員……[続きを読む]

2025.02.08 【書評】
【今週の労務書】『訴訟リスクを回避する “3大労使トラブル”円満解決の実践的手法』

過大請求には全面反論  ハラスメント、復職トラブル、未払い残業代請求の3つのトラブルについて、1章ずつ取り上げている。使用者側弁護士の執筆陣が、訴訟に発展させず、合意による解決をめざすための「話合いの進め方」を解説する。各章でトラブル例を設定しており、イメージを掴みやすい。  たとえば残業代請求の章では、「管理監督者として扱っていた役職者……[続きを読む]

2025.01.05 【よく読まれた記事】
7割で労基法令違反 技能実習事業場へ監督 厚労省【2024年下半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2024年に掲載した記事で、2024年下半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2024年8月9日配信【労働新聞 ニュース】  厚生労働省は、外国人技能実習生が在籍している事業場に対して令和5年に実施した監督指導・送検の状況をまとめた。監督指導を行った1万378事業場の7割を超える7……[続きを読む]

2024.08.18 【よく読まれた記事】
100時間残業の割賃支払わず 鳥取労基署・送検【2024年上半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2024年に掲載した記事で、2024年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2024年3月13日配信【労働新聞 ニュース】  鳥取労働基準監督署(山田正道署長)は、労働者2人にそれぞれ約100時間の時間外労働をさせていたにもかかわらず、約20~30時間分の割増賃金しか支払わなかっ……[続きを読む]

2024.04.18 【主張】
【主張】特定技能拡大と人権保護

 人手不足が深刻な分野に外国人を受け入れる「特定技能制度」について、政府は3月29日、基本方針などの変更を閣議決定した。受入れ上限数の大幅に増やすとともに、対象分野などを追加している。これまで外国人技能実習生に対する割増賃金不払いや違法な長時間労働が多発していた繊維産業も対象に加わった。  受入れ人数の拡大に伴い、特定技能外国人を雇用する……[続きを読む]

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