『労使紛争』の労働関連コラム

2024.03.03 【書評】
【今週の労務書】『就業規則の法律相談Ⅰ・Ⅱ』

120余りの規定も掲載  経営側弁護士らが、就業規則の作成や運用における要点を解説した。見落としや誤解をしがちな事項を中心に、Q&A形式で82のケースを説明。120余りの規定例も掲載した。  たとえば私傷病休職からの復職では、会社判断という点を明確に規定するとした。従前の職務への復帰を原則としつつ、必要に応じて配置転換、降格等が可能な規定……[続きを読む]

2023.10.14 【書評】
【今週の労務書】『社労士のための労働事件 思考の展開図』

士業の連携が必須に  使用者側弁護士が社会保険労務士に向けて書いた一冊。顧問先で労働事件が起きた際に、どのように解決に導けば良いのかを伝授している。  著者が強調しているのは、これからの時代に士業が経営を支えていくためには、士業同士が垣根を越えた協力体制を築く必要があるということ。弁護士が労働事件と向き合うとき、どのように思考を展開してい……[続きを読む]

2023.08.23 【労働行政最新情報】
令和4年「労働争議統計調査」の結果を公表―総争議件数は過去2番目に低く、減少傾向(厚労省)

 厚生労働省は、令和4年8月23日、令和4年「労働争議統計調査」の結果を取りまとめ、公表した。  調査結果のポイントは以下の通り(カッコ内は令和3年の数値)。 1 労働争議の種類別の状況  令和4年の「総争議」の件数は 270件(297件)で、令和元年に次いで過去2番目に低く、減少傾向である。  このうち、「争議行為を伴う争議」の件数は……[続きを読む]

2023.02.04 【書評】
【今週の労務書】『メンタルヘルス不調による休職・復職の実務と規程 試し勤務を紛争予防策として活用するために』

試し勤務で紛争防止へ  副題は「試し勤務を紛争予防策として活用するために」。精神疾患による欠勤・休職・復職の実務対応を解説する。とくにトラブルの生じやすい復職段階で、実務担当者が適切に復職判断をできるよう、試し勤務制度の活用を促し、制度の設計から運用まで詳述している。  実務上の混乱が起きやすい、テレワークと復職・試し勤務の関係については……[続きを読む]

2022.08.05 【労働行政最新情報】
令和3年「労働争議統計調査」の結果を公表―総争議件数は過去2番目に低く、減少傾向(厚労省)

 厚生労働省は、令和4年8月2日、令和3年「労働争議統計調査」の結果を取りまとめ、公表した。  調査結果のポイントは以下の通り(カッコ内は令和2年の数値)。 1 総争議  令和3年の件数は297件(303件)で、総争議件数は令和元年に次いで過去2番目に低く、減少傾向。 2 争議行為を伴う争議 (1)全体では前年と比べ件数は減少したが、総参……[続きを読む]

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