『労災』の労働関連コラム

2024.11.16 【送検記事】
「塩分」を作業場に備えず 建設業の個人事業主を送検 名護労基署 NEW

 沖縄・名護労働基準監督署は、労働者に発汗を伴う作業を行わせる際の安全対策を怠ったとして、「天久組(あめくぐみ)」の名称で建設業を営む個人事業主(沖縄県国頭郡)を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで那覇地検名護支部に書類送検した。  労働安全衛生規則では、「事業者は、多量の発汗を伴う作業場においては、労働者に与える……[続きを読む]

2024.11.10 【社労士プラザ】
“めぐりあい”が財産/伊東社会保険労務士事務所 所長 伊東 優

 20人あまりの地元企業で、社長はじめ従業員の皆さんを陰で支えていた奥さん(従業員や私にとってお母さんといった方がふさわしい人だった)の思い出を綴ってみる。  同社から社労士業務を受託して間もなく、20歳代の男性社員が片腕の一部を失うという重大事故が起こった。ある程度症状が固定したところ、奥さんから「本人を会社に呼んだので話をしてもらいた……[続きを読む]

2024.11.05 【送検記事】
エレベーター内の墜落防止措置を講じず 自動車・中古車販売業者を送検 北大阪労基署

 北大阪労働基準監督署は、作業床の端に墜落防止のための囲いや手すり、覆いなどを設けなかったとして、双日オートグループ大阪㈱(大阪府大阪市福島区)と同社労働者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)などの違反の疑いで大阪地検に書類送検した。同社に派遣されていた労働者が業務用エレベーターの搬器床面から墜落する労働災害が発生している。……[続きを読む]

2024.10.10 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】災害事例は自分に置き換えて

 安全衛生活動のなかでも災害事例を学ぶことが重要なのはいうまでもない。災害事例を勉強することで、被災パターンなどの原理原則が分かるようになり、自分の経験として生かすことができ、発生の未然防止に役立つ。  また、労働災害が多発していた高度経済成長期のような時代ならば、身の回りで起きた事故を自分のことのように捉えることもできたかもしれないが、……[続きを読む]

2024.09.28 【送検記事】
開口部に手すりなどを設置せず 墜落労災で解体業者を送検 福島労基署

 福島労働基準監督署は、令和6年3月に発生した労働災害に関連して、解体工事業の㈱ソウシン(宮城県仙台市太白区)と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いで福島地検に書類送検した。開口部に手すりおよび中さんを設けるなどの墜落防止措置を講じていなかった疑い。  労災は福島市内の天井耐震工事現場で発生した。……[続きを読む]

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