『労災認定』の労働関連コラム

2024.12.19 【主張】
【主張】勤務間休息制に柔軟性を NEW

 終業から次の始業まで一定の休息時間を確保する勤務間インターバル制度について今後、法規制の強化に向けた検討が進みそうだ。労働基準法などの見直しを議論してきた有識者研究会の報告書案に、義務化を視野に入れた法規制の強化が盛り込まれた(=関連記事)。  脳・心臓疾患による過労死等事案において、インターバルの短い勤務が認められるケースが少なくない……[続きを読む]

2024.12.12 【労働行政最新情報】
「令和5年度石綿ばく露作業による労災認定等事業場」を公表―公表事業場数1,233事業場、うち新規は975事業場(厚労省)

 厚生労働省は、令和6年12月11日、令和5年度に石綿ばく露作業による労災認定などを受けた労働者が所属していた事業場の名称、所在地、作業状況などの情報を取りまとめ、公表した。 【石綿ばく露作業による労災認定等事業場】  1,233事業場(うち新規公表975事業場)  建設業以外の事業場 408事業場(うち新規公表230事業場)  建設業の……[続きを読む]

2024.07.18 【主張】
【主張】心理負荷評価表の確認を

 厚生労働省の「令和5年度過労死等の労災補償状況」で、仕事によるストレスを原因とする精神障害の労災請求・保険給付支給決定件数が前年度比2~3割増え、ともに過去最多を更新した(=関連記事)。  昨年9月の精神障害の認定基準の改正で心理的負荷評価表が見直され、予見可能性が高まったことが一因とみられる。企業においては、業務上災害の発生をできるだ……[続きを読む]

2024.03.28 【労働行政最新情報】
「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」の検討結果及び労災認定した事案について公表(厚労省)

 厚生労働省の「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」(座長:東京医療保健大学 教授 明石真言)は、平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所(以下「東京電力福島第一原発」という。)における事故後の作業従事者の3名から、がん(白血病2名、肺がん1名)を発症したとして労災請求がなされたことを受け、当該疾病が業務によるものかどうか検討を行……[続きを読む]

2023.09.01 【労働行政最新情報】
心理的負荷による精神障害の労災認定基準を改正(厚労省)

 厚生労働省では「心理的負荷による精神障害の認定基準」を改正し、9月1日付で厚生労働省労働基準局長から都道府県労働局長宛てに通知した。  この改正は、近年の社会情勢の変化等に鑑み、最新の医学的知見を踏まえて「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」において検討を行い、今年7月に報告書が取りまとめられたことを受けたもの。  認定基準改正……[続きを読む]

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