『化学物質リスクアセスメント』の労働関連コラム

2024.04.26 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『新版 化学の基礎から学ぶやさしい化学物質のリスクアセスメント』

「自律的な管理」に対応  化学物質を取り扱うすべての事業場にリスク低減のための自律的管理が義務付けられた。本書はその基本として、新規に化学物質を採用する際などのリスクアセスメントについて解説している。  原料や製品に含まれる化学物質の特定の際にはできるだけSDS(安全データシート)を参考にするとして、確認すべき項目を挙げる。さらに定量的・……[続きを読む]

2022.12.26 【労働行政最新情報】
作業記録等の30年間保存が必要ながん原性物質を定める告示(厚労省)

 厚生労働省は、令和4年12月26日、「労働安全衛生規則第577条の2第3項の規定に基づきがん原性がある物として厚生労働大臣が定めるもの」について告示を行った。  今年5月に公布された「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令」により、「労働安全衛生法」に基づく新たな化学物質管理が定められた。その一環として、事業者は、厚生労働大臣が定める「……[続きを読む]

2022.06.06 【労働行政最新情報】
「令和3年度化学物質のリスク評価検討会報告書」を公表―6物質の経気道ばく露などによるリスクを評価(厚労省)

 厚生労働省の「化学物質のリスク評価検討会」(座長:名古屋 俊士 早稲田大学名誉教授)では、毎年度、事業場で使用されている化学物質による労働者の健康障害のリスク評価を行っている。このほど、2物質に関する初期リスク評価の結果と、4物質に関する詳細リスク評価を報告書としてまとめ、公表した。  主要なリスク評価結果は以下の通り。 詳細リスク評価……[続きを読む]

2022.03.24 【労働行政最新情報】
「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令案要綱」の答申(厚労省)

 厚生労働大臣は、令和4年3月23日に、労働政策審議会(会長 清家 篤 日本私立学校振興・共済事業団理事長、慶應義塾学事顧問)に対し、「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令案要綱」について諮問を行った。この諮問を受け、同審議会安全衛生分科会(分科会長 城内 博 (独)労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所化学物質情報管理研究センター長……[続きを読む]

2021.09.06 【労働行政最新情報】
「令和2年度化学物質のリスク評価検討会報告書」公表(厚労省)

8物質の経気道ばく露などによるリスクを評価  厚生労働省の「化学物質のリスク評価検討会」(座長:名古屋 俊士 早稲田大学名誉教授)はこのほど、令和2年度における7物質に関する初期リスク評価の結果と、1物質に関する詳細リスク評価を、報告書として取りまとめた。  主要なリスク評価結果は以下の通り。 ■ 詳細リスク評価 ▷「オルト-フェニレンジ……[続きを読む]

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