『危険予知』の労働関連コラム

2025.02.12 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】職場の危険源に目を付ける

 今号、特集Ⅰでは「おも、たか、えい、かい、だん」(重い、高い、鋭利、回転、段差)といったキーワードを設定し、作業場所に潜む危険を考える竹中工務店の活動を紹介している。現地現物で「危険源」に注意を払うことで、リスクアセスメント・危険予知(RAKY)により、労働災害の未然防止を図る取組みだ。  危険源とは、労働者や組織のステークホルダーにケ……[続きを読む]

2023.02.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】現場で進むスマホの活用

 安全衛生分野のIT化の波は留まるところを知らない。建設業でのICT、危険体感訓練でのVR技術、熱中症予防で効果を発揮するウェアラブルセンサーなどデジタル化は広範囲に及ぶ。  その一連の流れにあるのが、現場でのスマートフォンの活用だ。いまやほとんどの人が所有する身近なツール。スマホを利用して労働災害防止に役立てる事業場が増えてきた。今号、……[続きを読む]

2020.07.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】マンネリ打破に強い意思を

 安全衛生活動を阻害する大きな要因である「マンネリ」。とくに危険予知訓練(KYT)は、マンネリ化に陥りやすい。つい「形だけ」「実施しているだけ」になりやすく、通り一遍となる。毎日、同じ作業をしているのだから「『危険のポイント』や『私たちはこうする』といった欄が代りばえしないのは、仕方ない」という言い分もあるかもしれない。現場で取り組むKY……[続きを読む]

2020.05.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『みんなでチェック! 危険な建設現場のイラスト事例集』

作業員の安全衛生教育に  本誌好評連載中の「どんな災害が起こる?」と以前掲載していた「どこに危険が?何が不安全?」が本になった。本書は、建設業向けに構成。「ガス管の交換」「うま足場での作業」など現場の作業場面を想定した36事例を「地質・地盤」「火気・解体」「足場」など8つのカテゴリーに分けて掲載している。  活用方法は、本誌連載と同じ。作……[続きを読む]

2019.04.09 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】KYTは自主的な活動

 安全衛生関係者でKYTを知らない者はいないだろう。いちいち解説するのも煩わしいと思われるがKはkiken、Yはyochi、TはTrainingだ。歴史を振り返るとKYTは昭和49年、住友金属工業が全員参加の安全先取り手法として開発した。以降、鉄鋼会社や関連会社に住金方式のKYTが普及していく。  ゼロ災運動の問題解決4ラウンド法と結び付……[続きを読む]

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