『問題社員』の労働関連コラム

2024.08.15 【書評】
【今週の労務書―2024年4~6月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年4~6月に掲載した書評をまとめてご紹介します。 『中小企業の外国人雇用』 副題は「その現状と課題、活用へのヒント」。外国人活用経験の少ない企業向けに、採用・定着に向けて留意したいポイントをまとめている。 (江口 政宏 著、商工総合研究所 刊、税込1650円) 『ビジネスおたすけノー……[続きを読む]

2024.05.04 【書評】
【今週の労務書】『増補版 問題社員の正しい辞めさせ方』

「最終手段」として解説  過激なタイトルではあるが、「経営者や上司が気に入らない社員を粛清するための本」ではない。経歴詐称や犯罪行為をしている、パワハラや無断欠勤に対して指導しても逆上する、開き直るなど、手の施しようがない問題社員を合法的に解雇し、他の社員と会社を守る方法を解説している。労基署や法律専門家からの干渉、外部労働組合(ユニオン……[続きを読む]

2024.02.17 【書評】
【今週の労務書】『悩める上司・人事担当者のための問題社員未満との付き合い方』

日々の業務中に評価を  「問題社員“未満”」とは、解雇や懲戒に至るような問題はないが、組織や周囲の時間や感情を浪費させるような社員のこと。大事に至るまでトラブルを報告してこない社員や、上司からの評価に反抗する社員などが当てはまる。本書では、社会保険労務士の筆者が、事例を交えた改善の方法を解説する。  たとえば評価に納得せず文句を言う社員は……[続きを読む]

2023.11.05 【社労士プラザ】
支援担う人をサポート 介護業の「安心」確保へ/加藤社会保険労務士事務所 代表 加藤 優子

 前職ではヘルパーとして訪問介護事業所で働いていた。ヘルパーをしながら専門学校で社会福祉士・精神保健福祉士の受験資格を取得してから資格を取り、同時に介護福祉士も取得した。  とにかく介護の仕事は楽しかったが、理想と現実というものに当時は折り合いをつけられず、その仕事を辞めてしまった。理由は、担当していた利用者が周囲から「問題利用者」といわ……[続きを読む]

2021.11.06 【書評】
【今週の労務書】『問題社員トラブル円満解決の実践的手法  訴訟発展リスクを9割減らせる退職勧奨の進め方』

タイプ別に指導法を指南  能力不足にもかかわらず改善の意欲がない、指示に従わず反論を繰り返す、ハラスメントで職場環境を悪化させる――本書はこうした「問題社員」が引き起こすトラブルを退職勧奨によって解決に導く方法を解説している。  著者は退職勧奨をする際に最も重要となるのは「自己認識のゆがみを修正させる努力」と強調する。問題社員は自分が正し……[続きを読む]

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