『安全意識』の労働関連コラム

2024.12.26 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『もっとうまくいく安全活動16選』

効果を上げるコツを伝授  「安全活動が盛り上がりに欠ける」「なかなか効果が出ない」「浸透しない」――。そんな管理・監督者の悩みを解決するため、大手製鉄会社で長年現場の安全管理を担当してきた著者が16の安全活動を解説している。  例えば、「設備や作業のリスクを低減する活動」では、不安前状態・不安全行動を見つけるための良策としてチェックリスト……[続きを読む]

2024.06.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】安全週間後もモチベの維持を

 7月、8月は死亡災害が増える傾向にある。令和5年の労働災害発生状況を見ても8月がトップで81人だった。7月は70人で3月、9月に続いて4番目ではあるものの、他の月と比べれば高水準であることに間違いはない。  夏は熱中症や感電など夏季特有の災害が懸念されるほか、暑さが原因で意識が散漫となったり、注意を怠りやすくヒューマンエラーが起こりやす……[続きを読む]

2019.11.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】意識高めたゼロ災運動

 「キーパーソン」に登場する原田好雄さんからお話を聞いたのは、実は先輩記者だ。高度成長時代で労働災害が多発していたころ、中災防が推進するゼロ災運動を盛り上げたお一人として、「奮闘記」を取材している。記事中には、故田辺肇氏の名前も登場しており、氏を知る人にとっては万感胸に迫る思いがあるかも知れない。  ゼロ災運動がスタートしたのは、昭和48……[続きを読む]

2019.02.12 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】電動工具の知識を持つ

 安全体感施設で、ディスクグラインダーの跳ね返りを体験したことがある。勢いよく回転するディスクグラインダーの回転部を鋼材に見立てた装置の隙間に挟むと、回転する力で腕が振られるというものだ。もし、持っていかれた腕の先に人が立っていたら、巻き添えにしてしまうかもしれないし、体勢によっては自分の足を切る可能性もある。この体験で、きちんと危険性を……[続きを読む]

2018.06.25 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『みんなで守って、繰り返し災害ゼロ!現場の基本ルール』

「面倒だ」が不注意招く 作業通路が設けられていたのに危険な鉄骨梁上を通行して墜落した。禁止されていたつり荷の下への立ち入りをして荷の下敷きになった。決められたルールが守られずに起きてしまった災害は数多いが、なぜルールは守られなかったのだろう。本冊子は、建築・土木現場で繰り返される災害事例をイラスト付きで取り上げ、ルール無視の背景とともに基……[続きを読む]

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