『就労条件総合調査』の労働関連コラム

2025.04.10 【主張】
【主張】計画年休で着実な取得へ

 厚生労働省はこのほど、年次有給休暇の年5日の時季指定義務の運用方法などを調べた労働時間等実態調査(令和6年実施)の結果をまとめた。年休の計画的付与制度を運用している企業では、取得を労働者に委ねて年5日を取得させている企業に比べて「年休の取り残し日数」も少ない傾向にあることが明らかになっている。時季指定義務の履行に留まらず、取得率そのもの……[続きを読む]

2025.01.23 【主張】
【主張】特別休暇より年休取得で

 令和6年就労条件総合調査によると、年次有給休暇の取得率は65.3%にまで高まった。令和を迎えるまでは50%前後で推移していた数字は、過去5年間で約12ポイントも伸びている。罰則付きで義務化された「年5日の年次有給休暇の確実な取得」(2019年4月施行)が、着実な押上げ効果を発揮している。  同調査の年休取得率は、前年1年間に企業が付与し……[続きを読む]

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