『就業規則』の労働関連コラム

2024.10.19 【書評】
【今週の労務書】『生きた産業保健法学』

情報取扱いの原則整理  労働政策審議会の安全衛生分科会で委員も務めた著者が、健康情報等の取扱いや傷病からの復職にまつわる問題などを解説したのが本書である。  健康情報関係では、法律や行政のガイドラインなどを体系的に説明。行政が示す取扱いの考え方を、①本人同意の取得、②産業医等産業保健専門家による情報の集中的管理、③産業医等から使用者への情……[続きを読む]

2024.08.14 【書評】
【今週の労務書―2024年1~3月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年1~3月に公開したコラムをまとめてご紹介します。 『改訂版 成功する精神障害者雇用』 精神障害者の雇用に取り組む人事担当者向けの本書では、職場に定着させるための支援施策から、周囲の従業員をケアする方法まで解説している。実際に起こりがちな問題や失敗事例も複数盛り込み、ケーススタディー……[続きを読む]

2024.07.14 【人材ビジネス交差点】
【人材ビジネス交差点】まねされる就業規則に/㈱ネオレックス 代表取締役社長 駒井 拓央

 当社は、名古屋に本社を置くITベンチャー企業である。主力事業のクラウド勤怠管理システム「キンタイミライ」は、大規模で複雑な勤怠管理を必要とする西武グループや、IKEA、ヤマト運輸などにご利用いただいている。2017年には、メンバー(社員)の幸せを目的とした経営が評価され、第7回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」で審査委員会特別賞を受……[続きを読む]

2024.05.26 【社労士プラザ】
「思い込み」が利益損なう/社会保険労務士法人PERSIST 川口 真仁

 顧問先の社長から、処遇に不満を持つ従業員の問題やモチベーションの維持、パワハラ事案の発生など人事労務問題に関する相談を受けたときの話である。  私が法的な根拠などを挙げて妥当な対応方法を説明していると、「人間関係が悪化すること、こじらせることって結局はやきもちと思い込みが原因なのだと思う」「これをなくして生産性の高い組織、良い人間関係の……[続きを読む]

2024.03.28 【社労士プラザ】
全企業で就業規則整備を/社会保険労務士さいとう事務所 代表 齋藤 幸江

 コロナ禍の2020年に社労士試験に合格し、翌年に開業して3年になる。元々は金融系のシステムエンジニアだったが、出産を機に退職。その後3人の子育てをしながら在宅で秘書やウェブ制作の仕事をしていた。しかし育児ストレスや働き方などに行き詰まりを感じていた。そんな折、北海道で開業社労士をしている父から社労士試験を受けてはどうかと言われて勉強を始……[続きを読む]

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