『情報漏洩』の労働関連コラム

2018.06.09 【書評】
【今週の労務書】『会社のやってはいけない!』

裁判例から失敗を学ぶ 無断で残業する社員への対応、給与の引下げから「バイトテロ」の防止まで、67のケースにおける会社がやってはいけない行為を豊富な裁判例を交えながら紹介している。 専門用語をできるだけ避け、平易で分かりやすい表現になっているため、初めて部下を持った管理職やスタートアップ企業などにもお勧めの一冊。 「バイトテロ」の防止では労……[続きを読む]

2017.02.18 【書評】
【今週の労務書】『営業秘密防衛Q&A――内部不正による情報漏洩リスクへの実践的アプローチ』

転職元・先の対応を指南 本書が射程とするのは、内部の不正に基づく漏洩リスクであり、具体的には退職者や取引先によって起こされる案件を対象に、実務の勘所をまとめている。 システム面というより従業員の管理がテーマの中心となっているため、競業避止義務を定める際のポイントをはじめ、人事・総務部門で把握しておくべき内容を多く盛り込む。漏洩リスクに晒さ……[続きを読む]

2015.07.20 【書評】
【今週の労務書】『マイナンバー制度の実務と業務フローがわかる本』

性悪説に立ち情報管理 人事労務担当者に向け、来年1月から開始されるマイナンバー制度の注意点をコンパクトにまとめたのが本書である。 安全対策では、「情報は漏えいするものという性悪説に立った管理が必要」としている。 マイナンバーを扱う業務を外部委託している場合には、委託先への監督義務が生じると指摘。委託先へ監督する方法として、ヒアリングシート……[続きを読む]

2015.02.23 【書評】
【今週の労務書】『企業情報管理実務マニュアル――漏えい・事故リスク対応の実務と書式』

秘密保持へ規定例示す 企業の保有する情報の漏えいが大きな社会問題になるなか、企業情報の適切な管理方法について解説したのが本書。管理の前提となる社内体制の構築方法を紹介したうえで、経営情報や企業秘密、知的財産など情報の種類ごとに管理のポイントを明らかにしている。 さらに、人事労務面の実務について、就業規則の規定例など書式を交えながら重点的に……[続きを読む]

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