『最賃』の労働関連コラム

2024.12.15 【社労士プラザ】
ともに考える姿勢大切に/社会保険労務士相馬事務所 代表社員 相馬 勝博

 40歳代半ばでまったく違う職種から、実務経験なし、顧客なしで開業し、無我夢中で過ごしてきたら、いつの間にか22年になっていた。  この間でとくに印象に残っているのは、平成19年に「消えた年金問題」で世の中が大騒ぎになったときに、社会保険事務所(現在の年金事務所)の窓口に入って対応に当たり、年金の勉強をさせてもらったこととか、「社会保険労……[続きを読む]

2024.10.10 【主張】
【主張】最賃よりまず成長実現を

 2020年代に全国平均1500円への引上げを……。石破茂内閣総理大臣は就任後の会見で、今後の最低賃金の“目標”についてそう語った。昨年8月、岸田文雄元首相が「2030年代半ばまでに」と掲げた目標に比べ、達成時期を大幅に前倒しした。  今年度の地域別最低賃金額は、今月末までにすべての都道府県で発効となり、全国加重平均は1055円に達する。……[続きを読む]

2024.09.05 【主張】
【主張】目を疑った引上げ額84円

 今年度の地域別最低賃金を巡って8月29日に徳島の地方審議会が結審し、すべての都道府県で答申が出揃った。  ランク制のBランク、Cランクの地域で引上げ目安である50円を上回る答申が相次ぐなか、後藤田正純知事が複数回にわたって審議会へ大幅な賃上げを要請した徳島では、目安を34円も上回る84円を答申した。引上げ率は、9.38%に達している。最……[続きを読む]

2024.08.29 【主張】
【主張】最賃格差改善は中賃審で

 地方最低賃金審議会の答申がほぼ出揃った。約半数の都道府県で目安どおり50円増となるなか、他の地域では1~9円を積み増している。多数のパートタイム労働者を雇用する企業にとっては、今年も悩ましい秋がやってくる。  最賃の低い地域ほど引上げ額が高くなる傾向は、今年も全く変わらなかった。中央最低賃金審議会がA~Cランクの区別なく一律50円の目安……[続きを読む]

2024.08.15 【よく読まれた記事】
送検対象の事業場拡大か 監督指導業務で通知 厚労省【2024年上半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2024年に掲載した記事で、2024年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2024年5月2日配信【労働新聞 ニュース】  労働基準監督署が書類送検の対象とする事業場を拡大した可能性があることが、厚生労働省の通知により分かった。同様の法違反を繰り返す事業場を躊躇なく書類送検してい……[続きを読む]

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