『熱中症対策』の労働関連コラム

2024.07.09 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】持病を持つ人には特に注意

 厚生労働省の「令和5年職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)が発表された。その結果、昨年の熱中症の死傷者は1106人で、そのうち死亡者は31人に上った。過去10年で最も多い死亡者数で、死傷者数は平成30年の1178人に次いで2番目の多さとなっている。  厚労省の発表した死亡者31人のうち、60歳代以上は11人。50歳代以……[続きを読む]

2024.06.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】安全週間後もモチベの維持を

 7月、8月は死亡災害が増える傾向にある。令和5年の労働災害発生状況を見ても8月がトップで81人だった。7月は70人で3月、9月に続いて4番目ではあるものの、他の月と比べれば高水準であることに間違いはない。  夏は熱中症や感電など夏季特有の災害が懸念されるほか、暑さが原因で意識が散漫となったり、注意を怠りやすくヒューマンエラーが起こりやす……[続きを読む]

2024.06.19 【監督指導動向】
暑さ指数は随時測定を 業界8団体集め熱中症対策会議 東京労働局

 東京労働局は、今年9月までの「熱中症クールワークキャンペーン」の一環として、とくに熱中症の発生件数が多い建設業、警備業、陸上貨物運送業の業界団体など全8団体を集め、対策会議を開いた。各団体の代表者に対して熱中症予防の徹底を求める要請文を手交している(写真)。  要請では、暑さ指数の把握とその測定値に応じた対策や、労働者に対する労働衛生教……[続きを読む]

2024.04.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】高齢者の熱中症に注意を

 5月となれば夏に向かって暑さが厳しくなる。厚生労働省では5月1日~9月30日までを「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」に設定しており、職場での熱中症予防を図るよう、災害防止団体や事業場に呼びかけている。昨年の死亡災害発生状況をみると、死亡者28人のうち、60歳代以上は10人。50歳代以上も含めると17人と半数以上を占めており、高……[続きを読む]

2023.07.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】夏のヒューマンエラーを防ぐ

 今年も暑さが厳しい夏を迎えている。猛暑で体力が消耗するのはもとより、頭の回転が鈍くなり何事につけても、集中を欠きがちだ。健康面では、食欲不振による栄養不足、夜に寝苦しくなることから睡眠不足に陥りやすくなる。エアコンの冷房は、熱中症対策に効果的だが、涼しい部屋と屋外への出入りが頻繁だと、自律神経を乱して体調不良になることがある。  他の季……[続きを読む]

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