『病院』の労働関連コラム

2023.08.30 【送検記事】
医療法人が労災報告せず 清掃作業中の骨折で 喜多方労基署・送検

 福島・喜多方労働基準監督署は、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、医療法人昨雲会(福島県喜多方市)と同法人事務員を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで福島地検会津若松支部に書類送検した。令和2年9月、労働者が転倒してケガを負い、4日以上休業する労働災害が発生している。  労災は、同法人が経営する喜多方市内の施設で発……[続きを読む]

2023.03.13 【労働行政最新情報】
病院におけるアスベスト(石綿)使用実態調査に係るフォローアップ調査の調査結果について(厚労省)

 厚生労働省は、病院におけるアスベスト(石綿)使用実態調査に係るフォローアップ調査の結果を公表した。 【調査結果のポイント】 〔吹付けアスベスト(石綿)等使用実態調査に係るフォローアップ調査〕 ○ 調査時点は令和4年10月1日 ○ アスベストのばく露のおそれのある場所を有する病院数は5病院(令和2年2月公表時(前回)では10病院) ○ 分……[続きを読む]

2022.05.29 【社労士プラザ】
医師の働き方改革実現へ/とどろき社会保険労務士法人 代表社員 日隈 久美子

 平成21年に日本医師会の「勤務医の健康支援に関する検討委員会」が約1万人の医師を対象にアンケート調査を行った結果、大学病院や地域中核病院などに勤務する医師の6%が、長時間労働によって当直明けの外来時にヒヤリハットを常に感じている、ストレスで鬱っぽくなった、毎日消えてしまいたいという思いや希死念慮を抱くときがある――と回答している。  医……[続きを読む]

2021.10.12 【送検記事】
労働者が法定限度超えて放射線被ばく 防止措置怠った医療法人送検 仙台労基署

 宮城・仙台労働基準監督署は、放射線による健康障害の防止措置を怠ったとして、医療・社会福祉事業の医療法人と同法人の理事長を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで仙台地検に書類送検した。平成31年4月からの1年間、整形外科の医師をX線装置使用の診療業務に従事させたところ、同医師の皮膚の等価線量が法定限度である500ミリ……[続きを読む]

2019.07.08 【監督指導動向】
国立病院機構など合計6件を書類送検 宮崎労働局・平成30年司法処分状況

 宮崎労働局は、平成30年に実施した司法処分の実績を公表した。労働基準法関係で3件、労働安全衛生法関係で3件の合計6件を書類送検している。  労基法関係では、7月に都城労基署が、独立行政法人国立病院機構と同機構の都城医療センターの事務部門の管理者を書類送検している(=関連記事)。3カ月120時間とする時間外・休日労働に関する労使協定(36……[続きを読む]

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