『発達障害』の労働関連コラム

2025.02.13 【主張】
【主張】「子の介護休業」も意識を

 厚生労働省は、「常時介護」に関する判断基準を改める。労働者が介護休業を取得するに当たり、家族が「要介護状態」に該当するかどうかを判断するためのもので、高齢の親などに限らず、自閉スペクトラム症などの障害のある子や、医療的ケアが必要な子も対象になり得ることを明確にする方針だ。有識者研究会が先ごろ、新基準に関する報告書をまとめている。  基準……[続きを読む]

2025.01.02 【書評】
【今週の労務書―2024年10~12月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年10~12月に掲載した書評をまとめてご紹介します。 『やさしくわかる 職場のハラスメント対策』 本書は「やさしくわかる」と題するとおり、分かりやすさに重点を置く。ハラスメントの基本知識から対応方法まで、1項目当たり見開き2ページで読みやすく紹介した。 (濱田 京子 著、アニモ出版……[続きを読む]

2024.12.22 【社労士プラザ】
ストレス検査の改善必要/大石経営労務事務所 代表 大石 誠

 近い将来、労働者50人未満の事業所にもストレスチェックの実施義務が課せられる。労働政策審議会安全衛生分科会の報告書案で方向性が示されている。  このように社員のメンタルを守るための体制が強化されつつあることは大変喜ばしいことである。  とくに小規模企業であると、業務の細分化が難しく、一人ひとりがマルチに対処しなければならないため、その仕……[続きを読む]

2024.12.07 【書評】
【今週の労務書】『発達障害グレーゾーンの部下たち』

異動で症状が顕在化も  発達障害グレーゾーンとは、発達障害の傾向がありながらも、その診断がつかない場合を指す。上司が部下に対して抱える典型的な悩みとして、毎回、締切りに少しだけ遅れる、同じことを何度もミスするためメモをするように指示したところ、「どこにメモをしたか忘れた」と言う――などを挙げている。  部署異動など、本人にとっての環境変化……[続きを読む]

2024.02.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『これで解決!シゴトとココロの問題』

グレーゾーン対応に警鐘  本書は、職場で起こりがちなメンタルヘルス関連の事例について、専門家へのインタビュー形式で解決方法を分かりやすく指南したもの。「対応のポイント」と「絶対NGなこと」を示したうえで、用語の解説やよくある間違いなど、コミュニケーションの場面で注意すべき事項に関してもアドバイスしている。  最近「発達障害グレーゾーン」(……[続きを読む]

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