『発達障害』の労働関連コラム

2024.12.22 【社労士プラザ】
ストレス検査の改善必要/大石経営労務事務所 代表 大石 誠 NEW

 近い将来、労働者50人未満の事業所にもストレスチェックの実施義務が課せられる。労働政策審議会安全衛生分科会の報告書案で方向性が示されている。  このように社員のメンタルを守るための体制が強化されつつあることは大変喜ばしいことである。  とくに小規模企業であると、業務の細分化が難しく、一人ひとりがマルチに対処しなければならないため、その仕……[続きを読む]

2024.12.07 【書評】
【今週の労務書】『発達障害グレーゾーンの部下たち』

異動で症状が顕在化も  発達障害グレーゾーンとは、発達障害の傾向がありながらも、その診断がつかない場合を指す。上司が部下に対して抱える典型的な悩みとして、毎回、締切りに少しだけ遅れる、同じことを何度もミスするためメモをするように指示したところ、「どこにメモをしたか忘れた」と言う――などを挙げている。  部署異動など、本人にとっての環境変化……[続きを読む]

2024.02.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『これで解決!シゴトとココロの問題』

グレーゾーン対応に警鐘  本書は、職場で起こりがちなメンタルヘルス関連の事例について、専門家へのインタビュー形式で解決方法を分かりやすく指南したもの。「対応のポイント」と「絶対NGなこと」を示したうえで、用語の解説やよくある間違いなど、コミュニケーションの場面で注意すべき事項に関してもアドバイスしている。  最近「発達障害グレーゾーン」(……[続きを読む]

2018.04.28 【書評】
【今週の労務書】『職場にいるメンタル疾患者・発達障害者と上手に付き合う方法』

トラブル回避法を伝授  会社に雇用されて働く障害者にとっての“駆け込み寺”的存在のユニオンを率いる筆者の持論は「雇用と福祉は違う」ということ。常にそうした視点で相談を受け止め交渉に臨むスタイルを採り、ユニオン書記長という立場でありながら、団体交渉を通じて会社から信頼の声が寄せられるケースも少なくない。  いわゆる「精神障害者」が企業による……[続きを読む]

2017.09.23 【書評】
【今週の労務書】『会社の中の発達障害 いつも嫌なことを言う上司、いつも迷惑をかける部下』

豊富な事例で対応解説 発達障害は従来から一見普通に働く人が該当していることも多く、健常者と区別がつきにくいため対応が難しい。 本書では、自身も発達障害であったと自認する精神科医の著者が、組織への順応に苦労しながら働く発達障害者について、起こり得るトラブルと周囲がなすべき対応を分かりやすく解説している。ADHD、アスペルガー症候群、それらの……[続きを読む]

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