『監督結果』の労働関連コラム

2024.08.16 【監督指導動向】
建設現場6割で安衛法違反 元請関係の違反めだつ 青森労働局 令和5年度・監督結果

 青森労働局がまとめた、令和5年度に実施した建設工事に関する監督指導結果によると、全体の60.2%に当たる103現場で労働安全衛生法に関する違反が発覚した。監督指導は、合計171現場に対して行ったもの。  工事の種別に違反率をみると、建設工事が60.2%、木造家屋等低層住宅建築工事が62.0%だった。  建設工事に関する項目別の違反率は、……[続きを読む]

2024.08.08 【主張】
【主張】無視できない過労死大綱

 政府は8月2日、過労死等防止対策大綱の変更を閣議決定し、従来、2025年までの達成をめざしてきた数値目標を延長した。たとえば週労働時間40時間以上の雇用者のうち60時間以上の占める割合は、改めて28年までに5%以下に減らすとしている。同大綱の策定当時14.0%だった割合は着実に低下してきたが、23年時点では未だ8.4%に留まり、さらなる……[続きを読む]

2024.05.10 【監督指導動向】
違反率6割弱 元方関係の法違反がめだつ 岩手労働局・令和5年年末 建設業監督結果

 岩手労働局は、令和5年12月の「いわて年末年始無災害運動」期間中に実施した建設工事現場に対する監督結果を公表した。113現場に実施し、65現場で労働安全衛生法に関する違反が発覚している。違反率は57.5%。  主な違反項目は、元方事業者の講ずべき措置等が38現場(違反率33.6%)、墜落防止措置が37現場(32.7%)、注文者の措置が2……[続きを読む]

2024.04.13 【監督指導動向】
建築では違反率6割弱 墜落・転落面の違反めだつ 和歌山労働局 令和5年・年末一斉監督結果

▽民間工事2割で「工期にゆとりがない」  5割弱の現場で労働安全衛生法違反――和歌山労働局は、令和5年12月に実施した建設工事現場に対する一斉監督の結果を取りまとめた。105現場に対して実施し、48現場(45.7%)で安衛法違反が発覚している。  工事別に監督実施現場数と違反率を見ると、建築が48現場で58.3%、土木が38現場で26.3……[続きを読む]

2024.03.29 【監督指導動向】
建設業 26%で安衛法違反 令和5年・年末一斉監督の結果 静岡労働局

 静岡労働局は、令和5年12月に管内の7労働基準監督署が実施した建設工事現場に対する一斉監督の結果を公表した。監督指導を行った192現場のうち26%に当たる50現場で労働安全衛生法令違反が発覚している。  工事別に違反状況をみると、建築工事現場は監督指導した97現場のうち40現場(41.2%)で違反が見つかった。違反内容は多い順に「足場等……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。