『社員満足度』の労働関連コラム

2024.08.31 【書評】
【今週の労務書】『こうして社員は、やる気を取り戻す』

年休申請は口頭以外で  従業員のやる気向上や職場への定着について、社労士で産業カウンセラーでもある著者が解説したのが本書。社風や労働条件などに関して、1テーマごとに、社労士の目線からやる気をマイナスからゼロへ戻す方法と、心理的側面からゼロからプラスへと上げる方法を紹介している。  たとえば年次有給休暇の取得理由を聞かれると、取得のしにくさ……[続きを読む]

2021.10.09 【書評】
【今週の労務書】『社員満足の経営 ES調査の設計・実施・活用法』

否定形使わない質問文を  本書では、ES(社員満足度)調査の手法や測定方法、有効活用法を解説している。調査票の作り方では、質問文の設定の仕方から説明。否定形を使わない、1つの項目に2つ以上の質問内容を入れないなど、基礎的だが気付きにくいポイントを指摘している。  記名式か、無記名式で実施するかも分岐点となる。記名式では、個人が特定される恐……[続きを読む]

2021.01.31 【社労士プラザ】
「5方良し」をめざして/ブレイスFP社会保険労務士事務所 北村 博昭

 人事労務分野において、ES(従業員満足)、多様性、エンゲージメントなどのフレーズを見聞きする機会が増えた。人手不足のなかで社員の自主性や、やりがい、帰属意識向上の重要性が再認識されているのだろう。大いに歓迎したい。  ただ、それらが生産性や利益の向上の手段やテクニックとして語られることには違和感がある。私はむしろ、目的そのものではないか……[続きを読む]

2019.10.19 【書評】
【今週の労務書】『「社員が主役」の会社はなぜ逆境に強いのか』

変革事例を多数収録  人を動かす方法は2つある。1つはルールと制度による徹底した管理、もう1つは社員の主体的な意欲を引き出すことだ。本書は後者の方法により倒産寸前の会社が再建した事例や、社員の決意が全社を巻き込み会社が生まれ変わった事例を交えながら、「社員が主役」の会社の強さを説いている。  社員の意識改革を組織変革につなげる方法としては……[続きを読む]

2017.07.30 【社労士プラザ】
労使に喜ばれる提案を/社会保険労務士事務所オフィスねこの手 猫田 一城

 私たち社会保険労務士の存在意義はどこにあるのか。社会保険労務士として仕事をしてきて今、私が日々感じていることがある。 会社の業績を伸ばすには、従業員満足度(ES)の向上が必要不可欠といわれ、数年が経過している。社会保険労務士として7年目を迎える私にとっては開業当初からいわれ続けていることだが、改めて、従業員満足度の重要性を身にしみて感じ……[続きを読む]

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