『管理職』の労働関連コラム

2024.11.02 【書評】
【今週の労務書】『マネジメントのリスキリング』

「学び直し」に最適  働き方の多様化や「人的資本経営」への関心の高まりなど、マネジャーに求められる役割は年々大きくなっている。一方、マネジメントスキルに自信があるのかどうかを尋ねた調査によると、自信ありと答えられたマネジャーは4人に1人に留まるそうだ。  本書はマネジャーになって数カ月から数年の課長相当職をターゲットに、仕事の与え方(ジョ……[続きを読む]

2024.10.12 【書評】
【今週の労務書】『DX時代の部下マネジメント 「管理」からサーバント・リーダーシップへの転換』

「管理」から「任せる」に  本書は、DXの導入を進めるなかで、マネージャーに求められるマネジメントスタイルへの変革方法を解説している。部下に仕事を与え、確認し、評価する「管理」ではなく、部下に権限を委譲して仕事を任せ、コーチングとフィードバックによって育成する「サーバント・リーダーシップ」が必要としている。  具体的な権限委譲のやり方や、……[続きを読む]

2024.09.14 【書評】
【今週の労務書】『部下をもったらいちばん最初に読む本』

変えるでなく「変わる」  「マネジメントの無免許運転をしていませんか?」という問い掛けから始める本書。マネジャーが履修すべき技術として「リードマネジメント」を紹介している。  リードマネジメントとは、部下の内発的変化を手助けする手法で、他者が行動を直接選択させることはできないという前提に立つ。部下を変えることはできないが、部下自身は変わる……[続きを読む]

2024.08.15 【書評】
【今週の労務書―2024年4~6月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年4~6月に掲載した書評をまとめてご紹介します。 『中小企業の外国人雇用』 副題は「その現状と課題、活用へのヒント」。外国人活用経験の少ない企業向けに、採用・定着に向けて留意したいポイントをまとめている。 (江口 政宏 著、商工総合研究所 刊、税込1650円) 『ビジネスおたすけノー……[続きを読む]

2024.08.01 【労働行政最新情報】
「令和5年度雇用均等基本調査」結果―女性の管理職割合や育児休業取得率などに関する状況を公表(厚労省)

 厚生労働省は、「令和5年度雇用均等基本調査」の結果を取りまとめ、公表した。  「雇用均等基本調査」は、男女の均等な取扱いや仕事と家庭の両立などに関する雇用管理の実態把握を目的に実施されている。令和5年度では、全国の企業と事業所を対象に、管理職等に占める女性割合や、育児休業制度の利用状況などについて、令和5年10月1日現在の状況について調……[続きを読む]

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