『管理職』の労働関連コラム

2024.12.07 【書評】
【今週の労務書】『発達障害グレーゾーンの部下たち』

異動で症状が顕在化も  発達障害グレーゾーンとは、発達障害の傾向がありながらも、その診断がつかない場合を指す。上司が部下に対して抱える典型的な悩みとして、毎回、締切りに少しだけ遅れる、同じことを何度もミスするためメモをするように指示したところ、「どこにメモをしたか忘れた」と言う――などを挙げている。  部署異動など、本人にとっての環境変化……[続きを読む]

2024.11.02 【書評】
【今週の労務書】『マネジメントのリスキリング』

「学び直し」に最適  働き方の多様化や「人的資本経営」への関心の高まりなど、マネジャーに求められる役割は年々大きくなっている。一方、マネジメントスキルに自信があるのかどうかを尋ねた調査によると、自信ありと答えられたマネジャーは4人に1人に留まるそうだ。  本書はマネジャーになって数カ月から数年の課長相当職をターゲットに、仕事の与え方(ジョ……[続きを読む]

2024.10.12 【書評】
【今週の労務書】『DX時代の部下マネジメント 「管理」からサーバント・リーダーシップへの転換』

「管理」から「任せる」に  本書は、DXの導入を進めるなかで、マネージャーに求められるマネジメントスタイルへの変革方法を解説している。部下に仕事を与え、確認し、評価する「管理」ではなく、部下に権限を委譲して仕事を任せ、コーチングとフィードバックによって育成する「サーバント・リーダーシップ」が必要としている。  具体的な権限委譲のやり方や、……[続きを読む]

2024.09.14 【書評】
【今週の労務書】『部下をもったらいちばん最初に読む本』

変えるでなく「変わる」  「マネジメントの無免許運転をしていませんか?」という問い掛けから始める本書。マネジャーが履修すべき技術として「リードマネジメント」を紹介している。  リードマネジメントとは、部下の内発的変化を手助けする手法で、他者が行動を直接選択させることはできないという前提に立つ。部下を変えることはできないが、部下自身は変わる……[続きを読む]

2024.08.15 【書評】
【今週の労務書―2024年4~6月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年4~6月に掲載した書評をまとめてご紹介します。 『中小企業の外国人雇用』 副題は「その現状と課題、活用へのヒント」。外国人活用経験の少ない企業向けに、採用・定着に向けて留意したいポイントをまとめている。 (江口 政宏 著、商工総合研究所 刊、税込1650円) 『ビジネスおたすけノー……[続きを読む]

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