『精神疾患』の労働関連コラム

2022.11.24 【主張】
【主張】難しいハラスメント防止

 本紙報道(関連記事=SOGIハラ 性自認侮辱による労災を認定 戸籍の性別変更促す 先輩社員発言でうつ病に)によると、心と体の性別が異なるトランスジェンダーの会社員がうつ病を発症したのは、先輩社員からの性自認を侮辱する言動(SOGIハラ)が原因として、神奈川県内の労働基準監督署が労災認定を行っていたという。勤務先の会社は先輩社員に対して言……[続きを読む]

2022.01.26 【労働行政最新情報】
「令和3年度職場のメンタルヘルスシンポジウム~職場復帰支援の実践 企業や精神科医の取組事例から~」開催(厚労省)

 厚生労働省は、「令和3年度職場のメンタルヘルスシンポジウム」を3月2日(水)にオンラインで開催する。参加は無料。  今回のシンポジウムでは、精神疾患等により休職した労働者に対する職場復帰支援をテーマに、リワークプログラムなどについて精神科医による基調講演を行うほか、企業の担当者を迎えて、職場復帰支援プログラム等の取組事例の紹介やパネルデ……[続きを読む]

2019.07.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】自殺大国脱却はいつ?

 昨年度、国が認めたいわゆる「過労死」の件数は703件。1988年の「過労死110番」開設以降、昨年ちょうど丸30年が過ぎた。なのに未だこれだけの件数が導かれる実態をどう見たらいいのか。  厚生労働省が定める過労死の範囲には、脳出血やくも膜下出血、脳梗塞、心筋梗塞などの「脳・心臓疾患」とうつ病を中心とした「精神障害」が含まれる。過重な仕事……[続きを読む]

2018.11.10 【書評】
【今週の労務書】『これならできる 中小企業のメンタルヘルス・ガイドブック』

疾患ごとに対応示す 本書は、ストレスチェックや社内教育などのメンタルヘルス不調予防から休職後のリワークプログラムまで、中小企業向けにメンタルヘルス対策のポイントを解説したもの。うつ病や不安障害など職場でよくみられる精神疾患ごとに、復職時における対応の留意点を分かりやすく示しているのが特長だ。 労働者が適切な診療を受けられるように、主治医の……[続きを読む]

2018.09.27 【監督指導動向】
脳・心臓疾患、精神障害ともに請求件数増加 29年過労死等の労災補償状況 大阪労働局

 大阪労働局は、平成29年度の「過労死等の労災補償状況」に関する取りまとめを公表した。脳・心臓疾患、精神障害ともに請求件数が増加している。 脳・心臓疾患をみると、請求件数は過去5年で最も多い123件で、前年度から40件増加した。支給決定件数は26件(同1件増)だった。 過去5年、毎年150件前後で推移している精神障害の請求件数は162件で……[続きを読む]

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