『組織運営』の労働関連コラム

2025.02.09 【社労士プラザ】
囲炉裏のような組織に/いろり社労士事務所 代表 萩原 康介 NEW

 「組織の活性化は、囲炉裏のようなものである」  これは、大阪のある運送会社の社長から学んだ経営哲学だ。  たとえば、社員が100人いる企業において、全員の心を均等に熱くするのは容易ではない。しかし、社長や幹部、管理職が囲炉裏の中心で熱を発し続ければ、その温もりは自然と周囲に広がり、囲炉裏端は心地良い暖かさを保つことができる。つまり、社員……[続きを読む]

2024.09.22 【社労士プラザ】
中小企業こそ人的資本経営/社労士事務所HR人事支援研究所 代表 清水 秀城

 私は開業して13年目の社労士として、中小企業の組織づくりを支援している。従業員がチームの一員として成長や達成感を感じられる職場環境を構築することをめざし、経営者の人事課題に対応している。とくに若手人材の採用や離職、管理職の育成が年々重要視されるようになっている。  現在、大企業を中心に「人的資本経営」が注目されているが、中小企業だからこ……[続きを読む]

2023.10.07 【書評】
【今週の労務書】『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』

パナなどの実例を収載  本書は、「成果が上がらない、下がっている」、「人が辞めていく」などの課題を感じている経営者や管理職に向けて書かれている。  執筆陣による「組織開発」の定義は、「意図的に行う、良いチームや良い組織づくり」。組織内に漂う“モヤモヤ”について、その組織に所属するメンバー全員で話し合い、問題点を修正していく作業を指す。得ら……[続きを読む]

2022.09.24 【書評】
【今週の労務書】『ポジティブフィードバック』

改善策共に考える指導を  副題は、国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる――。筆者はポジティブフィードバックを「成長のための相手への良質なコミュニケーション」と定義する。1on1などの面談時に部下にメッセージがうまく伝わるコツとして、合計7つを示す。  注目すべきは、結果が出なかったときの対応だ。改善点に関する指導は全体……[続きを読む]

2022.07.09 【書評】
【今週の労務書】『成果が出るチームをつくる方法 チームをつくれば指示なく人は動く』

中小企業の長所生かす  昭和スタイルの「見て学べ!」では、若手は「教えてもらえない」と判断してさっさと辞めてしまう――。チーム型組織への転換を唱える本書は、従来の階層別組織は若手のニーズにはそぐわない、むしろ一人ひとりの守備範囲が広くなりがちな中小企業の特性は、長所になるのだと訴える。  誤解を恐れずにいえば、とくに目新しいことは書かれて……[続きを読む]

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