『経営戦略』の労働関連コラム

2025.03.16 【社労士プラザ】
人事労務で未来を拓く/本田社会保険労務士事務所 本田 淳也

 企業経営を取り巻く環境が急速に変化している。人手不足、賃金上昇、物価高、法改正や異常気象への対応など、経営者はさまざまな課題に直面している。とりわけ地方においては人口減少や経済の縮小のスピードが著しく、その影響をより強く受けている状況だ。  このような状況下で、これから10年の間に企業間の優勝劣敗が鮮明になっていく可能性がある。その分岐……[続きを読む]

2021.11.27 【書評】
【今週の労務書】『経営戦略としての取締役・執行役員改革』

役割明確化し牽制機能を  今まで「聖域」として手付かずだった取締役・執行役員の改革を――本書ではそんなテーマを掲げ、体制の再構築について解説している。従業員層にジョブ型制度を導入するなど、大きく人事制度を変革した企業であっても取締役・執行役員の処遇はそのままにしている現状が多いと指摘。監督を担う取締役、執行を担う執行役員の役割を明確に分け……[続きを読む]

2020.08.11 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】経営戦略として施策の確立を 治療と仕事の両立

 医療の進歩により、がんは治る、もしくは長期にわたる安定状態が期待できる病気になってきた。かつてのようにがんにり患したからといって、即、退職を考えるような時代ではなくなっている。  企業にとっても、がんという理由で、貴重な人材を自ら失うような施策をとるのは得策ではない。病気になった者への会社の対応を、他の社員はよく見ているものだ。「がんに……[続きを読む]

2019.11.23 【書評】
【今週の労務書】『経営戦略としての「健康経営」』

他社との差別化へ  本書は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」について、期待される効果や具体的な取組み方法を解説したもの。「戦略」とは競合企業との差別化を図るための指針であり、健康経営に取り組むことこそが、他社に対する差別化につながると訴えている。  期待される効果については、東証一部上場企業を対象としたア……[続きを読む]

2017.09.30 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『基礎からはじめる職場のメンタルヘルス』

ストレス減らす工夫を紹介 職場のメンタルヘルス対策で重要とされる働く環境の整備や風土づくりには、産業医や保健師などの産業保健職だけでなく、管理者の関わりが欠かせない。本書は、企業の管理監督者や人事労務担当者に向けた入門書として、事例を交えつつ対策の基礎と、職場環境を変える取組みを解説する。 事例では、「指示や情報が上手く伝わっていない」「……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。