『経営戦略』の労働関連コラム

2021.11.27 【書評】
【今週の労務書】『経営戦略としての取締役・執行役員改革』

役割明確化し牽制機能を  今まで「聖域」として手付かずだった取締役・執行役員の改革を――本書ではそんなテーマを掲げ、体制の再構築について解説している。従業員層にジョブ型制度を導入するなど、大きく人事制度を変革した企業であっても取締役・執行役員の処遇はそのままにしている現状が多いと指摘。監督を担う取締役、執行を担う執行役員の役割を明確に分け……[続きを読む]

2020.08.11 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】経営戦略として施策の確立を 治療と仕事の両立

 医療の進歩により、がんは治る、もしくは長期にわたる安定状態が期待できる病気になってきた。かつてのようにがんにり患したからといって、即、退職を考えるような時代ではなくなっている。  企業にとっても、がんという理由で、貴重な人材を自ら失うような施策をとるのは得策ではない。病気になった者への会社の対応を、他の社員はよく見ているものだ。「がんに……[続きを読む]

2019.11.23 【書評】
【今週の労務書】『経営戦略としての「健康経営」』

他社との差別化へ  本書は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」について、期待される効果や具体的な取組み方法を解説したもの。「戦略」とは競合企業との差別化を図るための指針であり、健康経営に取り組むことこそが、他社に対する差別化につながると訴えている。  期待される効果については、東証一部上場企業を対象としたア……[続きを読む]

2017.09.30 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『基礎からはじめる職場のメンタルヘルス』

ストレス減らす工夫を紹介 職場のメンタルヘルス対策で重要とされる働く環境の整備や風土づくりには、産業医や保健師などの産業保健職だけでなく、管理者の関わりが欠かせない。本書は、企業の管理監督者や人事労務担当者に向けた入門書として、事例を交えつつ対策の基礎と、職場環境を変える取組みを解説する。 事例では、「指示や情報が上手く伝わっていない」「……[続きを読む]

2015.02.09 【書評】
【今週の労務書】『超地域密着型会社戦略~地元の人に愛されて儲かる秘密~』

好人材見分ける手法も 著者は埼玉で不動産業を営み、地元では全国規模の大手と互角かそれ以上の業績を上げている。本書はその経営戦略を綴ったもので、資金調達やブランディングの手法にも触れているが、いかに良い人材を集め、育てるかという点にもページを多く割いている。 スキルの高い社員より「理念を共有できる社員」を求め、著者ならではの人材の見分け方が……[続きを読む]

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