『経営者』の労働関連コラム

2023.11.19 【社労士プラザ】
「平等」意識し規定作成 従業員・会社双方を守る/社会保険労務士オフィスもりた 森田 涼子

 私は自称「社外人事部」。人事部は従業員の労務管理はもとより、就業規則など会社のルール作りをする。労務管理やルール作りに大切なのは「平等」「バランス」と心掛けて、サラリーマン人事部時代から23年間、考えを曲げず、強い信念を持って事務所運営・社労士業務に当たっている。  大手メーカーの人事部にいたころ、私の権限で何かできると思われたのか、当……[続きを読む]

2023.10.07 【書評】
【今週の労務書】『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』

パナなどの実例を収載  本書は、「成果が上がらない、下がっている」、「人が辞めていく」などの課題を感じている経営者や管理職に向けて書かれている。  執筆陣による「組織開発」の定義は、「意図的に行う、良いチームや良い組織づくり」。組織内に漂う“モヤモヤ”について、その組織に所属するメンバー全員で話し合い、問題点を修正していく作業を指す。得ら……[続きを読む]

2023.05.20 【書評】
【今週の労務書】『労働力減少時代の「もっとよくなる健康経営」 企業が生き残るために経営者が取り組むべき産業医の活かし方』

産業医と課題共有を  産業保健業界で25年間、経営者や人事部門にコンサルティングをしてきた著者が、健康経営の推進と産業医活用の重要性を説いたのが本書である。従業員という資産を健康面で支援することで人的資本の価値、ひいては企業価値を最大化するポイントをまとめている。  多くの企業では、法的な義務だからと産業医を選任しながらも、十分に機能して……[続きを読む]

2022.07.24 【社労士プラザ】
成長促す素晴らしい仕事/社会保険労務士法人ルート企画 代表社員 菊地 仁士

 脱サラし、社会保険労務士として平成18年9月に開業して間もなく満16年になるが、長いようであっという間だった。  社会保険労務士になる前は、東京の某大手電機メーカーの子会社(従業員2500人規模)に平成5年4月に就職した。理科系大学卒で希望職種はシステムエンジニアリングだったが、バブル崩壊直後ということもあって希望は通らず、当時一番やり……[続きを読む]

2022.03.20 【社労士プラザ】
魅力あふれる社労士業務/協同組合秋田県中小企業労務協会 舘岡 大悟

 平成26年7月から、社労士事務所で社労士として働かせてもらっている。それまでは大学職員をしていたので、最初はかなり畑違いな職種転換で戸惑ったことを覚えている。  最近こそ「社労士の仕事はおもしろい!」と声を大にしていえるが、最初は分からないことだらけで悪戦苦闘したものだ。  まず、社労士試験で勉強したことが通用しない。たとえば、社会保険……[続きを読む]

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