『職場環境』の労働関連コラム

2025.01.18 【書評】
【今週の労務書】『個人と組織の心理的距離』

「離れる行動」に要注意  本書では、個人の心理的な変容と行動が、組織との関係性にどう影響するかを分析している。個人は組織に所属している限り、日々の業務や周囲とのかかわりなどの経験によって心が揺れ動き、組織との関係性を模索するために行動する、といったプロセスを繰り返すとした。  行動は、「組織に近づく」、「離れる」、「距離を置き、保つ」の3……[続きを読む]

2024.12.08 【社労士プラザ】
縁ある人を幸せに/名古屋中央社会保険労務士法人 代表 久保 直也

 社労士として開業し、来年で25年となる。これまでさまざまな会社や経営者とご縁をいただけた。みなさん、「社員を大事にしたい」、「少しでも給与を上げてあげたい」、「だからこそ、業績を上げたい」。そう考えている。けれども、私のところには人に関する労務問題の相談が、毎日のように来る。その根本原因として、「自分は正しい。相手は間違っている」、「他……[続きを読む]

2024.10.17 【主張】
【主張】罰則で防げぬカスハラ禍

 対象にならない言動は、許容されるとの認識を招きかねない――。経済同友会は、カスタマーハラスメントに関する意見書を公表し、雇用管理上の措置義務とすることには同意するとしつつ、罰則は不要との姿勢を鮮明にした(関連記事)。同時に消費者庁らが中心となって学ぶ機会をつくり、消費者としての倫理観を醸成することが必要、とも訴えている。  大手各社では……[続きを読む]

2024.07.31 【労働行政最新情報】
令和6年度「全国労働衛生週間」を10月に実施(厚労省)

今年のスローガンは「推してます みんな笑顔の 健康職場」  厚生労働省は、10月1日(火)から7日(月)まで、令和6年度「全国労働衛生週間」を実施する。今年のスローガンは、一般公募で募った268作品の中から、水野綾子さん(愛知県)の作品「推してます みんな笑顔の 健康職場」に決定した。  全国労働衛生週間は、労働者の健康管理や職場環境の改……[続きを読む]

2024.06.23 【社労士プラザ】
労働生産性向上に貢献/工藤徹郎経営・労務事務所 代表 工藤 徹郎

 2018年に社労士試験に合格し、23年の9月に事務所を開業した。  社労士試験を受験したころは物流機械メーカーに勤務し、事業スタッフを務めていた。そんななか、訪れたのが働き方改革の波。社労士資格は、スタッフ部門として理論武装するために取得した。ただ、先に取得していた中小企業診断士資格も含め、これらの知識を勤務先で活用することはなかった。……[続きを読む]

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