『職場環境』の労働関連コラム

2025.03.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】「安全先取り」の職場風土を

 労働災害は、発生してからでは取り返しがつかない。障害が残ったり、死亡災害の場合であれば、なおさらだ。不幸な事態が起きる前に事前に万全の対策を講じる「攻めの姿勢」が重要になる。  全員参加で安全衛生を先取りし、一切の労働災害を許さずゼロ災害、ゼロ疾病を究極の目標に、いきいきとした職場風土づくりを目指すゼロ災運動の基本理念には3つの原則があ……[続きを読む]

2025.03.23 【社労士プラザ】
人々の幸せと企業発展へ/ゆうあい社労士事務所 代表 中森 理恵

 2023年8月に独立開業しちょうど1年半になる。開業当初は不安もあったが、おかげさまで1年で顧問先は30社を数え、月商は100万円超えを達成することができた。先輩社労士の方々によれば、初めからこれほど順調にいくケースはまれだそうだ。  そこで、まだ未熟者の私だが、結果につながったと思うことを振り返りたい。  1つは、自分の使命を持つこと……[続きを読む]

2025.01.18 【書評】
【今週の労務書】『個人と組織の心理的距離』

「離れる行動」に要注意  本書では、個人の心理的な変容と行動が、組織との関係性にどう影響するかを分析している。個人は組織に所属している限り、日々の業務や周囲とのかかわりなどの経験によって心が揺れ動き、組織との関係性を模索するために行動する、といったプロセスを繰り返すとした。  行動は、「組織に近づく」、「離れる」、「距離を置き、保つ」の3……[続きを読む]

2024.12.08 【社労士プラザ】
縁ある人を幸せに/名古屋中央社会保険労務士法人 代表 久保 直也

 社労士として開業し、来年で25年となる。これまでさまざまな会社や経営者とご縁をいただけた。みなさん、「社員を大事にしたい」、「少しでも給与を上げてあげたい」、「だからこそ、業績を上げたい」。そう考えている。けれども、私のところには人に関する労務問題の相談が、毎日のように来る。その根本原因として、「自分は正しい。相手は間違っている」、「他……[続きを読む]

2024.10.17 【主張】
【主張】罰則で防げぬカスハラ禍

 対象にならない言動は、許容されるとの認識を招きかねない――。経済同友会は、カスタマーハラスメントに関する意見書を公表し、雇用管理上の措置義務とすることには同意するとしつつ、罰則は不要との姿勢を鮮明にした(関連記事)。同時に消費者庁らが中心となって学ぶ機会をつくり、消費者としての倫理観を醸成することが必要、とも訴えている。  大手各社では……[続きを読む]

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