『腰痛』の労働関連コラム

2024.10.29 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】体力の維持へ筋トレはいかが

 高年齢労働者の災害に多い転倒災害や腰痛を防ぐには、まずは段差をなくす、手すりを設置する、「見える化」を図るなどのハード面での改善が重要になる。次いで、不自然な姿勢にならないための作業方法の改善、適正な配置や適度な休憩・休日の配慮などソフト面の対策となる。  さらに大切なのは、高年齢労働者自身が自分の健康を維持するために努力し、積極的に取……[続きを読む]

2023.10.16 【監督指導動向】
「若手育成への主体性」が上がる効果も 受賞企業がパネル 高齢者雇用の表彰式で 厚労省・JEED

 厚生労働省と高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)は10月6日、令和5年度「高年齢者活躍企業コンテスト」の受賞企業を集めて表彰式ならびに表彰企業によるパネルディスカッションを開催した(写真)。厚生労働大臣表彰の最優秀賞に輝いた㈲小川商店(島根県大田市、石油・食品などの小売業および運輸業)のほか、同・優秀賞の社会福祉法人フェニックス(……[続きを読む]

2023.04.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】高齢化で腰痛予防を優先的に

 厚生労働省が設立した「従業員の幸せのためのSAFEコンソーシアム」のシンポジウムが3月7日、東京都内で開かれた。業種を超えて安全衛生事例の水平展開が行われたが、焦点となったのは転倒災害の防止と腰痛予防対策だ。  近年、社会の進展とともに働く人の高齢化が著しいことから、早急な対策が求められる。先ごろ定められた第14次労働災害防止計画でも、……[続きを読む]

2023.03.02 【主張】
【主張】行動に目標定める14次防

 2023年度からの5年間を対象とする第14次労働災害防止計画の内容が固まった。厚生労働省案に対し、労働政策審議会が「妥当」と答申している。これまでの計画と異なり、事業場における具体的な対策の実施状況にも数値目標を設定したのが特徴だ。企業にとっては、求められている取組みがイメージしやすい。各対策の実施率が向上し、労働災害の減少に着実につな……[続きを読む]

2022.10.05 【監督指導動向】
転倒災害防止へ“健康体操”を 労働衛生週間で説明会 立川労基署

 東京・立川労働基準監督署は、今年度の全国労働衛生週間について説明会を開いた(写真)。重点的に実施すべき要項として、メンタルヘルスケアの積極的な推進や、労働者の高年齢化によって増加している転倒・腰痛災害の防止徹底を呼び掛けている。  高年齢化に伴う労働災害の防止対策には、身体機能の低下を考慮したリスクアセスメントの実施、作業内容の見直しな……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。