『評価制度』の労働関連コラム

2024.03.28 【社労士プラザ】
全企業で就業規則整備を/社会保険労務士さいとう事務所 代表 齋藤 幸江

 コロナ禍の2020年に社労士試験に合格し、翌年に開業して3年になる。元々は金融系のシステムエンジニアだったが、出産を機に退職。その後3人の子育てをしながら在宅で秘書やウェブ制作の仕事をしていた。しかし育児ストレスや働き方などに行き詰まりを感じていた。そんな折、北海道で開業社労士をしている父から社労士試験を受けてはどうかと言われて勉強を始……[続きを読む]

2023.09.17 【社労士プラザ】
「心の状態」に着目を やりがい高め不安感除く/社会保険労務士事務所エスパシオ 代表 下田 直人

 社労士は、企業の労務管理の最適化をサポートしている。労務管理とは、従業員の働き方や職場環境などを管理して、生産性を上げ、組織の利益に資していくものである。つまり、「成果」を出すために行われるものである。それでは、「成果」は何によってもたらされるのだろうか。  「成果」は「行動」によってもたらされる。では、「行動」は何によってもたらされる……[続きを読む]

2023.03.18 【書評】
【今週の労務書】『鬼滅の刃から学べ!チームを幸せに導くリーダーのあり方』

達成できる目標に修正  「最終ボス(鬼舞辻無惨)を倒す」ことは、仕事における「組織目標の達成」――本書は、吾峠呼世晴作『鬼滅の刃』(集英社)の登場人物から、ビジネスで魅力的なリーダーになるための方法を解説する。  部下の目標管理には、産屋敷耀哉(主人公の竈門炭治郎のリーダー)の対応を参考とする。炭治郎が「鬼舞辻無惨を倒す」という目標を立て……[続きを読む]

2021.02.06 【書評】
【今週の労務書】『評価をしない評価制度』

在宅勤務対応のヒントに  本書が提唱する手法は、評価の代わりに社員へ日々の行動の記録(=求められる行動をとったか否か)を求める。上司は評価・採点しないので、査定昇給は行わない。上司の負担は減るし、個人差も付かないから部下の不満もなくなる――と著者は主張する。行動分析学の理論に依って、良い結果をもたらした行動は自ずと繰り返されると説く。部下……[続きを読む]

2019.10.31 【主張】
【主張】再び職務基準人事に脚光

 再び職務基準の人事賃金制度導入のブームが起きている。かつてバブル崩壊後、多くの企業が成果主義や年俸制度に移行したものの、日本企業が戦後長期にわたって築き上げてきた能力基準とは相容れず、結果として後退を余儀なくされたケースが多い。  しかし、グローバル化が一層進む時代となったいま、日本企業が生産性向上を図り、先端分野で国際競争力を維持向上……[続きを読む]

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