『警備業』の労働関連コラム

2024.06.19 【監督指導動向】
暑さ指数は随時測定を 業界8団体集め熱中症対策会議 東京労働局

 東京労働局は、今年9月までの「熱中症クールワークキャンペーン」の一環として、とくに熱中症の発生件数が多い建設業、警備業、陸上貨物運送業の業界団体など全8団体を集め、対策会議を開いた。各団体の代表者に対して熱中症予防の徹底を求める要請文を手交している(写真)。  要請では、暑さ指数の把握とその測定値に応じた対策や、労働者に対する労働衛生教……[続きを読む]

2023.05.30 【労働行政最新情報】
令和4年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)(厚労省)

暑さ指数(WBGT)の把握、労働衛生教育の実施、発症時・緊急時の措置を徹底  厚生労働省は、令和4年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を取りまとめ、公表した。 ポイントは以下の通り。  令和4年における職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は、827人(前年比266人・47%増)であり、全体の約4割が建設……[続きを読む]

2022.03.08 【送検記事】
休業1カ月の転倒災害 遅滞なく報告しなかった警備業者を送検 大垣労基署

 岐阜・大垣労働基準監督署は、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、警備業者と同社総務部長を労働安全衛生法第100条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で岐阜地検大垣支部に書類送検した。  同社は、令和2年6月に大垣市内で発生した労災について、報告を怠っていた疑い。労災は、堤防の除草工事現場で発生したもので、労働者が転倒により約……[続きを読む]

2021.02.10 【送検記事】
塩、飲料水を備えず送検 熱中症で労働者が死亡 加古川労基署

 兵庫・加古川労働基準監督署は、熱中症防止対策を怠っていたとして、警備業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で神戸地検に書類送検した。令和2年8月21日、交通安全誘導警備を行っていた労働者が、熱中症を原因として死亡する労働災害が発生している。  労災は、加古川市内の工事現場で発生した。災害発生当日……[続きを読む]

2020.12.24 【送検記事】
警備員3人を長時間働かせた警備業者を送検 三田労基署

 東京・三田労働基準監督署は、労働者3人に対し違法な時間外労働を行わせたとして警備業者と同社取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで東京地検に書類送検した。時間外労働は最長で87時間に上っている。  同社は平成30年7月16日~10月15日の3カ月間、東京支店に所属する警備員3人に36協定(時間外・休日労働に関する協定)を超えて……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。