『賃金』の労働関連コラム

2024.12.03 【労働行政最新情報】
動画版「令和6年版 労働経済の分析」(厚労省)

労働経済白書の5つのトピックを分かりやすく紹介  厚生労働省は12月2日、今年9月に公表した「令和6年版 労働経済の分析」(労働経済白書)の動画版を公開した。  動画では、「3分で読み解く!令和6年版労働経済白書」をはじめとして、「日本はどれくらい人手不足なの?」「人手不足で給料は上がるの?」等、5つのトピックを取り上げて解説している。……[続きを読む]

2024.10.28 【労働行政最新情報】
令和6年「賃金引上げ等の実態に関する調査」(厚労省)

 厚生労働省では、令和6年10月28日、令和6年「賃金引上げ等の実態に関する調査」の結果を取りまとめ、公表した。  「賃金引上げ等の実態に関する調査」は、全国の民間企業における賃金の改定額、改定率、改定方法などを明らかにすることを目的に、7月から8月にかけて行われている。調査の対象は、常用労働者100人以上を雇用する会社組織の民営企業とな……[続きを読む]

2024.09.19 【主張】
【主張】流出先も激しい男女格差

 若年女性の人口流出が進む東北、北関東、甲信越では、未婚男性の比率が高い……。政府の「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」で今年5月、内閣府からそんなデータが報告された。20~34歳の未婚者についてみると、一部の地域では男女比の不均衡が存在する。女性の数を1とした場合に男性の数が1.2を上回る地域は23県あり、うち7県では1……[続きを読む]

2024.09.12 【書評】
【書方箋 この本、効キマス】第81回 『賃金とは何か 職務給の蹉跌と所属給の呪縛』 濱口 桂一郎 著/金子 良事

「政労使」の意義を後世に  『賃金とは何か』が岸田文雄総理の退陣に間に合った。流行りのジョブ型雇用の言葉の生みの親で知られる著者の最新刊である。「ジョブ型雇用」は著者の意図せざるところで展開してしまった感もあるが、「メンバーシップ型雇用」とともに人口に膾炙しやすかったこともたしかである。本書の序章でもこのふたつの概念を使った見取り図を描い……[続きを読む]

2024.08.17 【書評】
【今週の労務署】『図解でわかる!人事制度の作り方』

賃金見直しは手当から  本書は、本紙賃金欄で解説を担当している㈱プライムコンサルタントに所属する賃金・人事コンサルタントが、初学者~中級者に向けて、基本的な人事制度の作り方をまとめている。等級・報酬(月例賃金と賞与)・評価制度について、基礎知識を解説したうえで、自社の実態を診断し、改善する方法などを示した。  制度の診断に当たっては、まず……[続きを読む]

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