『転倒災害』の労働関連コラム

2025.04.03 【主張】
【主張】シニア活躍も認定要件に

 「健康経営」という日本語の名付け親であるNPO法人健康経営研究会(岡田邦夫理事長)は、健康長寿産業連合会および健康経営会議実行委員会とともに『「健康経営の進化」―2040年の日本の未来に向けて―』を発表した。少子化とともに避けられぬ課題である高齢化にスポットを当て、ワークエンゲージメント(I want to work.)の向上に留まらず……[続きを読む]

2025.03.11 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】脚立使用は「倒れない」場所で

 今号、特集Ⅰでは積水ハウスの安全動画を紹介している。とくに脚立に起因する労働災害に警戒感を強めており、全国の職方に他人事ではなく「自分事」として捉えるよう求めているところだ。  脚立という道具は、安価で手軽に使えるためか、危険への認識の甘さがある。このため、都道府県労働局や各労働基準監督署、災害防止団体などで安全な使用を呼びかけていると……[続きを読む]

2024.10.29 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】体力の維持へ筋トレはいかが

 高年齢労働者の災害に多い転倒災害や腰痛を防ぐには、まずは段差をなくす、手すりを設置する、「見える化」を図るなどのハード面での改善が重要になる。次いで、不自然な姿勢にならないための作業方法の改善、適正な配置や適度な休憩・休日の配慮などソフト面の対策となる。  さらに大切なのは、高年齢労働者自身が自分の健康を維持するために努力し、積極的に取……[続きを読む]

2023.12.28 【送検記事】
「死傷病報告」の未提出 トンネル工事業者が今年2度目の書類送検 須崎労基署

 高知・須崎労働基準監督署は、労働者死傷病報告を提出しなかったとして、成豊建設㈱(東京都渋谷区)と同社作業所長を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで高知地検に書類送検した。令和4年3月に発生した労働災害について、遅滞なく労働者死傷病報告を提出しなかった疑い。  労災は、四万十町のトンネル工事現場で発生した。労働者が転倒し、巻き込……[続きを読む]

2023.11.28 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】冬季の転倒災害防止対策を

 令和5年もあっという間に12月を迎えた。これから年末年始にかけて何かと慌ただしい時期となる。この時期は、納期や工期の設定が多く、時間に追われる状況になる。心理的にも余裕がなくなるので「慌て」「焦り」などが原因によるヒューマンエラーに注意したいところだ。大掃除や設備などの一斉点検、修理などで脚立を使用する作業や非定常作業など、普段以上に配……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。