『飲食業』の労働関連コラム

2024.10.17 【主張】
【主張】罰則で防げぬカスハラ禍

 対象にならない言動は、許容されるとの認識を招きかねない――。経済同友会は、カスタマーハラスメントに関する意見書を公表し、雇用管理上の措置義務とすることには同意するとしつつ、罰則は不要との姿勢を鮮明にした(関連記事)。同時に消費者庁らが中心となって学ぶ機会をつくり、消費者としての倫理観を醸成することが必要、とも訴えている。  大手各社では……[続きを読む]

2024.08.27 【労働行政最新情報】
令和5年「雇用動向調査」の調査結果―入職率、離職率ともに上昇、入職超過率は拡大(厚労省)

 厚生労働省は、令和6年8月27日、令和5年「雇用動向調査」の結果を取りまとめ、公表した。  「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由等の状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施されている。今回の結果は、この2回の調査結果を合算し年計として取りまとめたも……[続きを読む]

2024.08.14 【送検記事】
賃金61.9万円を不払い 飲食店の代表者を送検 宇部労基署

 山口・宇部労働基準監督署は、令和5年の8カ月間、労働者に対して賃金を支払わなかったとして、一般飲食店の屋号「海のyeah!!!」(うみのいえ)の代表者(山口県宇部市)を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで宇部区検に書類送検した。  同代表者は労働者2人に対し、令和5年3~10月、賃金を支払わなかった疑い。不払いの合計額は61万……[続きを読む]

2024.08.10 【よく読まれた記事】
飲食店の代表者を送検 賃金260万円を不払い 豊田労基署【2024年上半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2024年に掲載した記事で、2024年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2024年1月7日配信【送検記事】  愛知・豊田労働基準監督署は、労働者2人に賃金を支払わなかったとして、「創作DINING梟」の代表者(愛知県豊田市)を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで名古……[続きを読む]

2024.06.28 【労働行政最新情報】
令和5年度「過労死等の労災補償状況」(厚労省)

 厚生労働省は、令和5年度の「過労死等の労災補償状況」を取りまとめ、令和6年6月28日に公表した。  ポイントは以下の通り。 ・過労死等に関する請求件数 4,598件(前年度比1,112件の増加) ・支給決定件数 1,097件(前年度比193件の増加)  うち死亡・自殺(未遂を含む)件数 135件(前年度比14件の増加) 1 脳・心臓疾患……[続きを読む]

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