『高齢者』の労働関連コラム

2024.10.29 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】体力の維持へ筋トレはいかが

 高年齢労働者の災害に多い転倒災害や腰痛を防ぐには、まずは段差をなくす、手すりを設置する、「見える化」を図るなどのハード面での改善が重要になる。次いで、不自然な姿勢にならないための作業方法の改善、適正な配置や適度な休憩・休日の配慮などソフト面の対策となる。  さらに大切なのは、高年齢労働者自身が自分の健康を維持するために努力し、積極的に取……[続きを読む]

2024.08.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】高齢ドライバーの安全対策を

 運送業のドライバー不足が深刻だ。ネット通販が全盛で宅配個数が増加しているのに対して、ドライバーの人数が追いついていない。さまざまな職業があるなか、長時間労働であるわりには、決して賃金が高いとはいえず、若者が定着しにくい原因になっている。  人手不足解消として女性の進出が期待されているが、運送業では遅れているのが現状だ。勤務先での更衣室や……[続きを読む]

2024.04.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】高齢者の熱中症に注意を

 5月となれば夏に向かって暑さが厳しくなる。厚生労働省では5月1日~9月30日までを「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」に設定しており、職場での熱中症予防を図るよう、災害防止団体や事業場に呼びかけている。昨年の死亡災害発生状況をみると、死亡者28人のうち、60歳代以上は10人。50歳代以上も含めると17人と半数以上を占めており、高……[続きを読む]

2023.06.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『高年齢労働者のための転倒・転落事故防止マニュアル』

予防へ向け研究者が叡智  超高齢社会になった日本。労働現場では、高年齢労働者の災害防止が喫緊の課題になっており、特に転倒については、国を挙げて事故を撲滅するために取り組んでいるところだ。  本書は転倒予防の実践と研究に従事してきた医師、理学療法士、弁護士、社会保険労務士などが参画し、編集・制作したもの。「今、増えている高年齢労働者の労災と……[続きを読む]

2023.01.22 【社労士プラザ】
魅力溢れる介護業界 人材確保へサポート/ふくおか社会保険労務士事務所 福岡 秀行

 2025年には団塊の世代の全員が75歳に到達し、40年には生産年齢人口の急激な減少が生じるといわれている。そして、厚生労働省の第8期介護保険事業計画によると、40年度に約280万人の介護職員が必要になると推計されている。  平成12年4月の介護保険法施行から2年後、私は介護業界の新卒の社員として社会人生活をスタートさせた。職種は事務職員……[続きを読む]

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