『20春闘』の労働関連コラム

2020.10.15 【主張】
【主張】引き継ぐべき「官製春闘」

 各機関がさきごろ今春の賃上げ交渉結果を明らかにした。厚生労働省、経団連、連合のいずれも前年を大きく下回る賃上げ率だった。厚労省の集計では、ちょうど2.00%で、辛うじて2%台を維持したが、平成25年の1.80%以来の低さである(=関連記事)。  結局、前政権がめざした賃金増によるインフレ率2%の達成はできなかった。新型コロナウイルスの影……[続きを読む]

2020.03.26 【主張】
【主張】低賃上げの最大要因は…

 20年賃上げ交渉の集中回答日であった3月11日、前年を下回る妥結が相次いだ。機械・金属35万人を擁する産業別労働組合JAMの集計によると、賃上げ額平均は前年を300円、約5%も下回っている。とくに中堅規模企業での落ち込みが厳しい状況だ。  厚生労働省の最終集計では、前年まで6年連続2%を超える賃上げ率を維持してきたが、厳しい見通しとなっ……[続きを読む]

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