『2024年問題』の労働関連コラム

2024.03.23 【書評】
【今週の労務書】『建設業界の仕組みと労務管理』

特有の事情踏まえ解説  社会保険労務士の立場で建設業にかかわる筆者が、業界の全体像から特有の労務問題、適切な保険加入、働き方改革の進め方などを解説した。  労務管理に当たっては、重層下請構造になっていること、一人親方の存在により、雇用と請負の区別が曖昧になっていること、派遣禁止業務があることなどに留意する必要があると指摘した。社会保険未加……[続きを読む]

2023.07.29 【助成金の解説】
【助成金の解説】働き方改革推進支援助成金(適用猶予業種等対応コース)/岡 佳伸

2024年問題に対応  働き方改革推進支援助成金(適用猶予業種等対応コース)は、2024年4月から時間外労働の上限規制が適用される建設業、運送業、病院等、砂糖製造業といった業種に対して、生産性を向上させ、時間外労働の削減や週休2日制の推進などの取組みを行う中小企業事業主に対して支給される助成金です。このコースでは、以下のような取組みが支給……[続きを読む]

2023.06.08 【主張】
【主張】標準的な運賃は延長必至

 来年4月の時間外労働の上限規制、改正改善基準告示の適用を控え、トラックドライバーの「標準的な運賃」を巡る動きが慌ただしくなってきた。国土交通省は活用状況に関する調査結果を公表し、事業者の69%が運賃改定に向けた交渉を行っており、時限措置である制度の延長を望む声も76%に及んでいると明らかにした。自民党内でも延長に向けた法案提出の準備が進……[続きを読む]

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