『DX』の労働関連コラム

2024.10.20 【社労士プラザ】
生産性向上への寄与めざす/わかば社会保険労務士法人 代表社員 山本 圭一

 コロナ禍以降、日本はそれまでにも増してDX化を推進している。  経済の停滞、国際競争力の低下や人口減少、労働力不足など、さまざまな課題に対する解決策の1つとして、DX化が進められている状況である。  2000年代初頭からインターネットの普及やIT化の基盤整備が進み、2015年ごろにはIoTやAIが発展した。2020年ごろにはコロナ禍の影……[続きを読む]

2024.10.12 【書評】
【今週の労務書】『DX時代の部下マネジメント 「管理」からサーバント・リーダーシップへの転換』

「管理」から「任せる」に  本書は、DXの導入を進めるなかで、マネージャーに求められるマネジメントスタイルへの変革方法を解説している。部下に仕事を与え、確認し、評価する「管理」ではなく、部下に権限を委譲して仕事を任せ、コーチングとフィードバックによって育成する「サーバント・リーダーシップ」が必要としている。  具体的な権限委譲のやり方や、……[続きを読む]

2024.10.11 【労働行政最新情報】
「令和6年版 過労死等防止対策白書」を公表―医療従事者の労災認定状況、DX等先端技術担当者及び芸術・芸能従事者(スタッフ)の働き方の実態等について調査分析(厚労省)

 政府は、令和6年10月11日、過労死等防止対策推進法に基づき、「令和5年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況」(令和6年版 過労死等防止対策白書)を閣議決定した。  「過労死等防止対策白書」は、過労死等防止対策推進法第6条に基づき、国会に毎年報告を行う年次報告書となっている。9回目となる今回の……[続きを読む]

2024.09.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】建設機械使用時は油断せず

 建設機械が原因となる災害に歯止めをかけようと、メーカーやIT関連企業などの技術開発がめざましい。重機の死角をカバーし運転者の視界を広げるカメラや重機周辺の旋回範囲に近づくと警報音を出して運転者に知らせ自動で動作をストップする装置などが現場で取り入れられている。建設機械のDX化も進んでいるところだ。人との接触機会を減らすため、管制室から遠……[続きを読む]

2024.01.25 【主張】
【主張】労使協議の深化が重要に

 経団連は、労働者のニーズと企業の実態に合った柔軟な働き方を実現するため、労使自治を重視したシンプルな法制度への転換を訴える「労使自治を軸とした労働法制に関する提言」を公表した。  裁量労働制の対象業務を個別企業の労使が議論し、各社で判断・選択できる仕組みに変更するなど、十分な労使コミュニケーションなどを前提に、労働時間規制の「デロゲーシ……[続きを読む]

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