2013年10月配信の労働関連コラム

2013.10.28 【書評】
【今週の労務書】『精神障害の労災認定と企業の実務対応』

12のケーススタディも もともと会社の労働法令違反を取り締まる立場(労働基準監督官)だった著者だけに、本書の視点はかなり実務的。公式理由とはされていないが、昨年12月に表題の「認定基準」が改正された1つの側面を、行政の労災不支給判断を取り消す判決の続発だったとみながら展開するケーススタディ部分は極めて示唆に富む。 つまり、どういう場合に労……[続きを読む]

2013.10.28 【社労士プラザ】
チーム力高めサービス向上/濵田京子社労士事務所 代表 濵田 京子

 社会保険労務士事務所を立ち上げ一人で仕事をしていたころと比較すると、スタッフと一緒に仕事をしている現在の方が格段に楽しく、充実した毎日を送っている。手続きや給与計算などの事務的業務を主にスタッフが担当し、労務相談、コンサルティング、研修や講演、執筆などの業務は私が担当しているが、常に連携してチームで仕事をすることを意識している。 お客様……[続きを読む]

2013.10.28 【主張】
【主張】最賃改定と賃上げ交渉への影響

 地域別最低賃金は、中央最低賃金審議会の答申前に政府が閣議決定に基づき、引上げの根回しを行った結果、公益委員が示した改定目安額は、Aランク19円、Bランク12円、CおよびDランク10円と経営側にとって悲観的なものとなった。[続きを読む]

2013.10.21 【書評】
【今週の労務書】『緊張をほぐすアイスブレイキングゲーム――研修で使える頭の体操50』

研修で使える頭の体操 企業で頻繁に行われる長時間の会議では、緊張が続き、疲労もたまる。研修では、初めて会った者同士で気疲れも。 「そうした場では、ちょっとした息抜きや気分転換が必要」と筆者。本書では、アイスブレイキング(氷を溶かす凍りついた気持ちを解きほぐす)効果をもたらし、脳の活性化や一体感醸成につながるゲームやクイズの例題を幅広く紹介……[続きを読む]

2013.10.21 【社労士プラザ】
現場主義貫き紛争防ぐ/池田社会保険労務士事務所 池田 博

 私は仕事柄、セミナーや各種会合で自己紹介をする機会がよくある。そのときは、「労働問題専門の社会保険労務士、池田博です」と言うようにしている。もちろん、労働問題以外の社会保険や労働保険の手続き、給料計算なども行っているが、「労働問題専門」と強調している。 それには、他の社労士との差別化を図るという狙いがある。開業社労士は全国で2万2000……[続きを読む]

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