2013年11月配信の労働関連コラム

2013.11.25 【書評】
【今週の労務書】『人事と法の対話 新たな融合を目指して』

現状把握するガイドに 2人の著名な学者が、人材マネジメント論と労働法というそれぞれの立場から、雇用にまつわる各種のテーマを掘り下げていく対談集。時に企業担当者などのゲストを交えながら、新卒採用事情やグローバル化への対応など、時宜に適う問題が取り上げられる。 議論を戦わせるというより、互いの領域における問題点を確認していく対話は、結果として……[続きを読む]

2013.11.25 【社労士プラザ】
年金制度が労務管理に影響/渋谷社会保険労務士事務所 渋谷 康雄

 社会保険労務士の専門分野には、労働法のほかに年金がある。年金というと企業の労務管理ではなく個人相談の分野であると思われがちだが、そうではない。年金知識は企業の労務管理にも必要なのだ。なぜならば、現在、法令により、企業には65歳までの雇用確保が義務付けられているからだ。そして、現在はまだ65歳前から年金が支給されている。つまり、年金を受給……[続きを読む]

2013.11.25 【主張】
【主張】若年雇用を脅かす継続雇用制度

 法改正の効果がここまで達したのは前代未聞のことではなかろうか。厚生労働省がこのほどまとめた「平成25年高年齢者の雇用状況報告」によると、「希望者全員が65歳以上まで働ける企業」の割合は66.5%(9万5081社)に達し、実に対前年比17.7ポイント増となった。[続きを読む]

2013.11.18 【書評】
【今週の労務書】『人材派遣会社向け 図解 人材ビジネスを楽しくする101のしかけ』

日常的な会話に注意を 本書は、派遣事業を中心とした人材ビジネス業界で働く管理営業、コーディネーター、請負管理責任者などに向けて書かれた「超実務的」がウリの指南書。著者自らの苦労話に基づく「スタッフ管理の極意」が読みどころで、「既存顧客対応の極意」と併せて読めば理解が深まる仕掛けだ。 著者は、スタッフ管理で最も困ったのは「突発退社」と述懐す……[続きを読む]

2013.11.18 【社労士プラザ】
成長導く評価制度構築へ/社労士オフィス京都ヒューマン・リソース・ラボラトリー 土田 真由美

 現在、2つの宿題が手元にある。1つは、何のために人事・労務の仕事をやっているのか、やろうとしているのか。もう1つは、人事評価は何のために行うのか、である。 これを法律の観点と評価の観点から考えてみたい。 同じ法律でも、会社と従業員では、その立場により、受け取る解釈が異なってくる。法的な問題は、時の経過とともに段階的に進行していくもので、……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。