2016年11月配信の労働関連コラム

2016.11.28 【監督指導動向】
渋滞情報調べ合理的輸送を検討 運輸業の適切な労務管理実現へ講習会 小諸労基署

 長野・小諸労働基準監督署は、管内の運輸業者を集めて適切な労務管理や安全衛生管理の実現に向けた講習会を開催した=写真。約50人の参加者に対し、労働法令で注意すべき点などをアナウンスしている。 労務管理面でポイントとしたのは、拘束時間への対応。同労基署の担当者は、労働基準法のみならず、改善基準告示も遵守する必要があるとし、休憩時間を含めた拘……[続きを読む]

2016.11.28 【主張】
【主張】来春も政労使で賃上げを

 連合は、このほど開いた中央執行委員会で、2017春闘における賃上げ要求を、今年と同様「2%程度」とすることを決定、いよいよ次期労使交渉がスタートラインに着いた。3年連続でベアを含む賃上げが達成されたが、消費が上昇しない現実を直視した要求水準だという。 経済同友会の小林喜光代表幹事も記者会見で17年労使交渉について言及。定期昇給を含めたト……[続きを読む]

2016.11.27 【マンガ・こんな労務管理はイヤだ!】
解雇と特定受給資格者

 解雇とは、使用者の一方的な意思によって、労働契約の効力を将来に向かって終了せしめる行為等をいうとされています。口頭だからといって解雇の効力が認められない、とはいえません。ただ、解雇の理由があいまいだったり、30日前の解雇予告に関していつ予告をしたかはっきりしないことなどからやはり書面で通知すべきでしょう。[続きを読む]

2016.11.27 【社労士プラザ】
「働き方改革」に社労士活用を/イースリーパートナーズ社労士事務所 所長 深津 敬

 一億総活躍プラン」において「働き方改革」が示されたが、企業自身の働き方改革を根本から未来に向けて考える時期にきていると思われる。今でも「週に2日も休むなんてあり得ない」「仕事が忙しければ仕方がない」といった長時間労働を習慣とする風潮が少なからずあると思われる。 だが、そのような考え方は、中小企業という理由だけでは、取り残されていく時代が……[続きを読む]

2016.11.26 【弁護士による労務エッセー】
ワークルール教育について/弁護士 上田 裕

1 若者の労働環境 昨今、大手広告代理店で起きた過労自殺事件や、ブラック企業、ブラックバイトという言葉をよく耳にするようになり、社会問題化していることはご存じのことだと思います。 いずれの問題にも共通しているのは、若者が過酷な労働環境に晒され、自力で抜け出すことができずに潰れてしまうという点にあります。過労死自殺の事件でいえば、月100時……[続きを読む]

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