2017年6月配信の労働関連コラム

2017.06.30 【送検記事】
環境衛生施設の施工・管理業者を書類送検 高所の通路に手すりと中桟を設けず 新居浜労基署

 愛媛・新居浜労働基準監督署は、高所の通路に墜落防止措置を講じなかったとして、1法人1人を労働安全衛生法第31条(注文者の講ずべき措置等)違反の疑いで松山地検に書類送検した。送検したのは、浄水場などの環境衛生施設の設計や管理を行う建設業者(東京都港区)と特定建設工事共同企業体の中田井工事事務所の副所長である。  平成28年9月、中田井工事……[続きを読む]

2017.06.30 【送検記事】
無資格の技能実習生がクレーン作業中に死亡 鋼製構造物製造業者を送検 富山労基署

 富山労働基準監督署は、無資格者にクレーンを運転させたとして、鋼製構造物製造業者と同社で溶接業務などの安全管理を行う班長を労働安全衛生法第61条(就業制限)違反の疑いで富山地検に書類送検した。平成28年6月、同社で働いていた技能実習生が死亡する労働災害が発生している。  被災者は、吊り上げ荷重5.07トンの床上操作式クレーンを運転していた……[続きを読む]

2017.06.29 【監督指導動向】
初の「プラチナくるみん」認定 女性の育休取得率100%の社福施設を 奈良労働局

 奈良労働局は、次世代育成支援対策推進法に基づき、仕事と子育ての両立支援を推進している社会福祉法人ならやま会を「プラチナくるみん」認定し、このほど認定式を行った=写真。 同法人では、27年4月からの2年間に、子の看護休暇を取得した男性労働者が5人出たほか、女性の育児休業取得率が100%、出産した女性2人がいずれも子が1歳になった時点で在職……[続きを読む]

2017.06.28 【送検記事】
車載型移動式クレーンの下敷きになり死亡 作業計画定めず送検 相模原労基署

 神奈川・相模原労働基準監督署は、移動式クレーンを使用させる際に作業計画を定めなかったとして、造園土木工事業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで横浜地検相模原支部に書類送検した。平成28年11月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。  被災者は、車載型小型移動式クレーンを使い、運搬してき……[続きを読む]

2017.06.27 【監督指導動向】
建設現場の6割弱で法違反 死亡災害多く監督実施 岐阜労働局

 岐阜労働局は平成27年以降建設業で死亡災害が急増したことを受け、28年12月からの2カ月間で墜落災害防止に重点を置いた一斉監督を実施し、結果を取りまとめた。127現場へ立ち入り、71現場で労働安全衛生関係法令の違反が発覚している(違反率=55.9%)。 違反項目を多い順にみると、「元請事業者の講ずべき措置」が46現場、「足場の安全措置義……[続きを読む]

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